月々日々に――池田先生の折々の言葉信心強き人は、何ものにも破られない。何ものをも恐れない不屈の魂――これこそ学会精神、信仰者の誉れである。
※『輝きの人間世紀へ』を基にしています。
名字の言 模造紙に刻んだ蘇生への願い
数人の青年部員と語らう中、各人が「心に刻む御聖訓」を発表することに。ある友が引いた御文は「一たびは歎き、二たびは悦びぬ」(新1358・全1009)だった。門下の病の報告に対して日蓮大聖人が送った手紙の一節である▼その友は語った。「御本仏は病身の門下の悲しみをわがことと受け止め、まずは一緒に心を痛め、次に“信心で必ず宿命転換ができる!”と大激励されたことに感動した」と。深い慈愛と人間性にあふれた振る舞いこそ、仏法者の真髄である▼大病を乗り越え、元気に広布へ駆ける壮年部員から支部長に「報告があります」と連絡があった。訪問すると「再発しました」と告げられた。支部長はショックから言葉少なにしか激励できず、その日は帰宅した▼後日、支部長がくるくると巻いた模造紙を手に再訪。広げると力強い筆で「妙とは蘇生の義なり」(新541・全947)の御聖訓が書かれていた。同じものを自宅の仏間にも掲げたという。「この一節を心に刻み、一緒に乗り越えよう」との励ましを受けた壮年部員は、その後、病魔に打ち勝った▼どんな苦境にあっても真心を尽くし、寄り添ってくれる同志の存在が、どれほどありがたいか。ここに創価の実像がある。(城)
寸鉄
6月の本部幹部会が青年部幹部会に。後継の連帯は広布の希望!皆で応援
◇
戸田先生「まず自分自身が変わることだ」。全責任を担う一念で挑戦又挑戦
◇
始めることは全体の半分を成し遂げたに等しい―詩人。栄光の未来へ一歩
◇
5月は自転車月間。車道通行が原則。交通ルールを順守し、楽しく利用を
◇
日本はプラ削減の意識が低い―国際調査。個々人の努力が変革のうねりに