月々日々に――池田先生の折々の言葉2024年4月16日
「一人もかけず仏に成る」。これが御本仏
の絶対のお約束である。日蓮仏法は、
あらゆる人々に開かれた世界宗教である。
新1913・全1580
※『輝きの人間世紀へ』を基にしています。
名字の言 生命の色を染め上げる2024年4月16日
百花の季節に思い出す話がある。染織家の志村ふくみさんが、粉雪の舞う山の麓で桜を切る老人と出会い、枝をもらった時のこと▼枝を煮出して染めてみると、美しい桜色になった。ちなみに桜の花びらを集めて染めた友人がいたが、灰色がかった薄緑だったという。数十年、さまざまな植物の花、実、葉、枝、根で染めるうちに志村さんは確信した。「色はただの色ではなく、木の精」であり、「植物の生命が色をとおして映し出されている」と(『一色一生』講談社)▼桜に限らない。梅にせよ、桃にせよ、染色に使うなら開花の直前が良いといわれる。樹木の中に“春の色”を蓄えるには、炎暑の夏や霜降る秋、厳寒の冬を経なければならないのだろう▼人間でいう“自分の色”、すなわち「自分らしさ」も同じかもしれない。未来部の新入生歓迎の集いで、担当者が池田先生の『希望対話』の一節を紹介した。「『自分らしさ』とは、自分のもっている力を、ぎりぎりまで、しぼり出して努力したときに、初めて輝き始めるものなのです」▼日蓮仏法は、「桜梅桃李」の個性の開花を促す哲学だ。その実践とは、わが生命の色を仏界に染め上げ、“私”にしか咲かせられない使命の花を開く挑戦でもある。(之)
寸鉄2024年4月16日
「心の内に仏はおわしま
しける」御書。無限の勇気
湧かす師子吼の題目を!
(新2036・全1491)
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青年部はうんと戦い歴史
を残すのだ―戸田先生。
鍛えの青春は人生の宝に
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世界に開かれゆく宗教の
要件は「対話」―博士。
平和の未来へ勇敢に前進
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きょうから本紙の紙面が
刷新。新たな企画も開始。
希望の哲学の発信に全力
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国内の温室ガス排出量が
過去最少。家庭の省エネ
も影響と。無理なく工夫