〈御書の旭光を〉21 聖教は未来を照らす光

 

〈御文〉
 梵音声一切経と成って一切衆生を利益す、其の中に法華経は釈迦如来の書き顕して此の御音を文字と成し給う仏の御心はこの文字に備れり(四条金吾殿御返事、1122ページ)

 

〈通解〉
 梵音声(仏の声)が一切経となって一切衆生を利益するのである。その中でも法華経は、釈迦如来の御志を書きあらわして、釈迦如来の御音を文字となされたのであり、仏のお心はこの文字にそなわっている。

 

〈池田先生が贈る指針〉
 仏典の文字は、万人を救う仏の祈りの結晶である。この妙なる文字の力を体現するのが、我らの聖教新聞だ。
 創刊70年、「活字の力」で逆境に打ち勝つ勇気を送り、「映像の力」で人類を結ぶ民衆運動の真実を伝えてきた。
 乱世なればこそ、生命力と笑顔あふれる聖教を掲げ、未来を照らす価値創造の智慧の光を!