〈「5・3」記念本部幹部会を目指して――〉 関西と5月3日

2024年3月8日

 

5・3」記念本部幹部会を目指して――〉① 関西と5月3日

青空に映える大阪城。永遠に師と共に崩れざる「福運錦州城」を築こう

 5・3「創価学会の日」「創価学会母の日」を記念する本部幹部会が、4月に関西で(かい)(さい)される。5月3日へ、今再びの師弟の大前進を開始したい。池田大作先生は会長(しゅう)(にん)()(こう)、「5・3」を5回、関西で(むか)えている。本部幹部会に向けた(れん)(さい)の第1回は、「関西と『5月3日』」の広布史をひもとく。

【池田先生が関西で(むか)えた「5・3」】
1976年(昭和51年)
関西戸田記念講堂での式典


1980年(昭和55年)
関西文化会館での記念勤行会


1982年(昭和57年)
関西文化会館での記念勤行会


1986年(昭和61年)
関西創価学園での代表幹部会


1990年(平成2年)
関西戸田記念講堂での総会

 池田先生が会長として初めて「5・3」を関西で(むか)えたのは、「大阪の戦い」から20年、「雨の文化祭」から10年を(きざ)む1976年(昭和51年)だった。完成間もない関西戸田記念講堂を(おとず)れた先生は、5日に行われた未来部の勤行会にも出席。「5・5」を「創価学会(こう)(けい)(しゃ)の日」と決定し、6(こう)(もく)()(しん)を示すなど、次代を(にな)う友の育成に(しん)(けつ)を注いだ。
 その後、第1次宗門事件が火を()き、79年(同54年)には、悪僧の(こう)(げき)と反逆者の(さく)(ぼう)の矢面に立った先生は会長を辞任。だが関西同志と先生の(きずな)()(じん)()るがなかった。
 (よく)80年(同55年)、先生は「5・3」を真新しい関西文化会館で(むか)えた。()けるような青空を見上げ、「常勝の空だ。関西の空だ。永遠たれ5月3日だな」と語り、師を求め集った友を()きかかえるように(はげ)ました。(いく)()もの勤行会に出席し、記念(さつ)(えい)を重ね、7日間の(たい)(ざい)中、出会った友は7万人にも(のぼ)る。わが身を(けず)っての(げき)(れい)(こう)に、関西の友は、決然と師弟の反転(こう)(せい)を開始した。
 (かん)西(さい)(だましい)(しょう)(ちょう)(ろく)(だん)(えん)(とう)”が立った第1回「関西青年平和文化祭」が行われた82年(同57年)も、先生は「5・3」を関西で迎えた。青年の育成と()(きょう)拡大の先頭に立つ同志に、戸田城聖先生の「学会は“人材の城”でいく」との()(げん)(しょう)(かい)。関西はこの年、広布を(はば)む暗雲を()(はら)うように10万世帯の(しゃく)(ぶく)を達成した。
 86年(同61年)の「5・3」には、関西創価学園で行われた代表幹部会に出席。会長辞任から7年間の歩みを()(かえ)り、苦難の中から(いく)(まん)(こう)(けい)の青年が育ったことを(しょう)(さん)。会合の最後には、先生の呼びかけで「常勝の空」を大合唱した。
 学会(そう)(りつ)60周年の「5・3」(平成2年)には関西記念総会に出席。“関西は、全国の、世界の()(はん)である”と最大にたたえた。
 先生が関西で(むか)えた「5・3」はいずれも深い意義をもつ。
 先生が(せい)(きょ)され、初めて迎える本年の「5・3」は、師と共に前進を続けてきた関西の池田門下の“弟子の真価”が問われる時。報恩の心で、全国、全世界を先駆する(しゃく)(ぶく)()(きょう)と青年拡大の()(しお)(かざ)りたい。

3.22関西青年平和文化祭男子部組体操6段円筒 私は、当日、創価班で着任していました。

「関西魂」の人文字を背景に六段円塔がそびえ立った(1982年3月22日、大阪・長居陸上競技場〈当時〉で)

「関西魂」の人文字を背景に六段円塔がそびえ立った(1982年3月22日、大阪・長居陸上競技場〈当時〉で)

 

〈「5・3」記念本部幹部会を目指して――〉② 紙上座談会 “新しい”と共に大前進!

  2024年3月22日

池田門下のちかいの本部幹部会
「世界青年学会」先駆せんくの本部幹部会
折伏しゃくぶくしゅ拡大の喜びの本部幹部会

1990年5月3日の関西記念総会で池田先生は“関西は、全国の、世界の模範”と語った

1990年5月3日の関西記念総会で池田先生は“関西は、全国の、世界の模範”と語った

 「3・16」から、栄光の「5・3」へ――関西同志は、青年拡大・しゅ拡大で勢いよく前進する。ここでは、各部のリーダーに、関西で行われる「5・3」記念本部幹部会の意義と取り組みについて語ってもらった。

〈出席者〉

山内関西長、直里女性部長、前田青年部長、平林女性部主任部長 

 山内 各地の支部「世界青年座談会」は大成功でした。

 前田 壮年・女性部の方々が、青年世代がどうすればかがやけるかを共に考え、新しい発想でかくに取り組んでくださったおかげです。

 平林 「私たちの意見を取り入れていただいた」と喜ぶ、ヤング白ゆり世代の友の声も多く聞きました。

 直里 大阪学園総県の交野市では“SGIのことを学ぼう”と、支部ごとに国を決め、その国の広布史などを研さん。留学中のメンバーとオンラインでつながり、未来部が英語で質問をするなど、さいかくがりました。

 前田 男子部も多くの地域で近年最多の結集ができ、座談会しゅうりょう後も、壮年・女性部の方々にほうもんげきれいでフォローしていただいています。本当にありがとうございます。

 山内 せんぱいわかひとを支え、共に新しいちょうせんを開始する――これこそ「青年学会」をしょうちょうする関西家族の団結の姿すがたです。

 直里 人材の広がりとともに、きょうにも熱がこもり、男子部でも学生部でも、リーダーがそっせんしてきょうを実らせていますね。女性部もがんっています。

 平林 昨年入会した西大阪総県のヤング白ゆり世代のメンバーは、お題目をあげると、どんどん願いがかなっていくことに感動。20代の友人2人に“いっしょにお題目をあげよう”と話し、友人らは青年座談会の当日に、そろって入会したそうです。

 山内 “新しいちから”のやくどうこそ、地域はってんの原動力です。4月に関西で行われる「5・3」記念の本部幹部会へ、みなが“青年の心”で拡大の勢いをさらに加速しましょう。

関西での本幹 3つの意義

 平林 池田大作先生のごせいきょ後、初めてむかえる「5・3」です。この重要な本部幹部会が、関西でかいさいされることにかんげきです。

 山内 ここで、意義を3点、かくにんしたい。1点目は、「池田門下のちかいの本部幹部会」です。学会そうりつ100周年を目指し、池田門下の真価が問われています。断じてしょうに勝利の結果をおとどけする――その決意をめた、本部幹部会としたいと思います。

 前田 2点目は「『世界青年学会』せんの本部幹部会」です。世界の友と交流する「関西ワールド総会」も関西7府県で予定されています。世界広布をけん引する17カ国・地域の友が、求道心にあふれて来日されます。むかえる私たちも、世界にはんの青年拡大を果たしてまいりましょう。

 直里 3点目の意義は「しゃくぶくしゅ拡大の喜びの本部幹部会」です。地区のみなで定めた目標に祈りを合わせて、一人一人が“10人のしゅ拡大”にちょうせんしていきましょう。

 山内 先生は、会長しゅうにんこう、計5回、関西で5月3日をむかえられました。そのたびに師と共に、あっとう的なしゃくぶくきょうで新時代を開いてきたのが関西のほまれの歴史です。しゃくぶく精神あふれる一人一人の信心の喜びで、「5・3」をかざってまいろうではありませんか。

かんで語らう記念座談会を

 山内 特に、各地区にあっては、「5・3」を記念する4月度の座談会を多くの友人を交え、大勝利でかざってまいりたい。新来者が参加する座談会は、自然としんせんな感動と活気が生まれます。どうか、よろしくお願いします。

 直里 また今月29日からの3日間は“聖教デー”です。31日には「関西家族勤行会」も行われます。聖教新聞も大いに活用し、学会理解の輪を広げてまいりましょう。

 平林 4月1日からは、教学部にんよう試験のもうみも始まります。内外の友へすいしんしていきたいと思います。

 前田 男子部も4月を勝ちえ、5月、6月に各府県で行う“青年フェスタ”に向け、きょう・拡大に走ってまいります。

 直里 「5・3」を記念する関西での全ての行事の晴天、無事故・大成功を祈りながら、「広布拡大」と「人材育成」にいどき、「先生、私は勝ちました!」とむねを張って、本部幹部会の配信に集い合いましょう。

 山内 「大関西は、日本、全世界のはんとなり、永遠に広宣流布のせんとなってください」とつづられた先生。今こそ、師の期待に応えるべく、われわれは総立ちとなって前進したい。“関西は永遠に師と共に”とのちかいみなぎる「5・3」をむかえようではありませんか。