月々日々に――池田先生の折々の言葉2024年2月18日

広宣流布とは、「横」には、友から友への
友情の広がり。「縦」には、親から子へ
子から孫への信心の継承である。
  
※1998年1月6日付聖教新聞 「随筆『新・人間革命』信心の継承」を基にしています。

名字の言 「想像力」を使い被災地に思いを寄せる2024年2月18日

 新聞紙は“紙”ゆえにぬれるのはご法度だ。ただ、本紙を印刷するには、水と油が反発し合う性質を利用するので、水なしではできない▼東日本大震災の直後、福島県で本紙の印刷を委託する工場一帯が断水になった。従業員は、遠方の酒造会社から入手した「仕込み水」を車で運んで印刷に使った。「“何としても聖教新聞を刷って届けなくては”と必死でした」。当時の関係者から聞いた話は、今思い出しても胸が熱くなる▼石川県では今なお断水が続く地域がある。その意味を頭では理解しても、当地の人たちが実際にどんなに大変な思いをしているかは、なかなか分からないものである▼断水地域の、ある女性は極端に髪を短くしたという。「入浴回数を減らすため」が、彼女の髪を切った理由だった。また先日、自宅避難を続ける一家の食事風景をテレビで見た。食卓に各自の名前を書いた紙コップが並んでいた。どれも使い込んで、よれよれだった▼月日の経過とともに被災地の情報は少なくなりがちだ。しかし、私たちの関心や寄せる思いを減らすわけにはいかない。そのためにも「想像力」を駆使しよう。それが共に復興の軌跡を築きゆく「創造力」の一助になると確信し、祈り、応援し続けよう。(城)

寸鉄2024年2月18日

「妙法独り繁昌せん時」の
御聖訓を創価三代が実現
混迷の世に更なる大光を
(新601・全502)
     ◇
九州壮年部の日。歴戦の
黄金柱が立てば新時代は
開く!今日も勇気の対話
     ◇
民衆に学べ。真の思想は
民衆の中にある―哲人。
学会の座談会にその実像
     ◇
流感、増加続く。重症化で
長期後遺症の可能性も。
罹患せぬため予防怠らず
     ◇
活字に触れる習慣が子の
学力向上に寄与―調査。
本紙も充実の記事を益々