〈SDGs×SEIKYO〉 地球を守る「だいエネルギー」2023年12月22日

  • 二酸化炭素と水素を利用した“合成燃料”が開発中
  • ちーちゃんと考える 未来のカタチ

燃料電池自動車に水素を供給する「水素ステーション」 ©岩谷産業株式会社

燃料電池自動車に水素を供給する「水素ステーション」 ©岩谷産業株式会社

 地球かんきょうに対しての少ないだいエネルギーは、だつ炭素社会を目指す上で、重要なやくわりを果たすといわれています。
 
 現在も研究・開発が進み、新たな技術や手法が生み出され、実用化が待たれています。
 
 多様なげんから製造でき、利用しても二酸化炭素をはいしゅつしない「水素エネルギー」は、すでに商用化されており、燃料電池自動車が走行するために必要な水素ガスをじゅうてんする設備「水素ステーション」は、国内160カ所以上に設置されています。
 東京都では、「燃料電池バス(FCバス)」の導入をすいしんし、すでに100台以上が都内を走行しています。
 
 このほか、二酸化炭素と水素から人工的につくられる「合成燃料」の開発にも、大きな期待が寄せられています。
 
 合成燃料は、そんのエンジン車に使用できる上、ジェット機やトラックなど、電動化がむずかしい大きな乗り物でも活用ができると想定され、商用化を目指して実証実験が進んでいます。