【石川・富山】苦難と戦う皆さまへ「希望の光源――御書」

 能登半島地震で突然、日常生活を奪われた方々、避難生活を強いられている方々、故郷を離れざるを得なかった方々。そうした皆さまへの励ましの祈りを、各地の友が真剣に続けている。ここでは希望の光に満ちた御書の一節を、池田大作先生の指針とともに掲載する。

河北潟周辺の桜並木

河北潟周辺の桜並木

 妙とは蘇生の義なり。(法華経題目抄、新541・全947)
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 【通解】妙とは蘇生の意味である。

 〈2011年3月11日の東日本大震災。発災直後、池田先生は、被災者へ次のお見舞いの言葉を贈った〉
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 「大切な大切な皆様方に、仏天の加護が厳然と現れるよう、妻と強盛に題目を送り続けております。日蓮大聖人は『妙とは蘇生の義なり』(全947・新541)と御断言であります。今こそ不屈の信力、行力を奮い起こし、偉大なる仏力、法力を湧き出しながら、この苦難を、断じて乗り越えていこうではありませんか」(『栄光の共戦譜』130ページ)

 わざわいも転じて幸いとなるべし。(経王殿御返事、新1633・全1124)
 【通解】災いも転じて幸福としていくことができる。

〈2016年4月14日、熊本県中央部を震源とする地震(前震)が発生。同16日未明の地震(本震)では、熊本県を中心に各地で甚大な被害が生じた。池田先生は、世界広布新時代第17回本部幹部会へのメッセージで、お見舞いと励ましの言葉を贈った〉
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 被災地の方々のご無事を祈り、仏天の加護も厳然であれと、題目を送っております。
 どうか、いずこにもまして強く温かな、わが九州家族の不屈の団結で、「わざはひも転じて幸となるべし」(全1124・新1633)との御聖訓の通り、変毒為薬していかれるよう、お願いいたします。私たちも全力で応援をいたします。(中略)
 何があっても絶対に負けない。妙法と一体の無限の生命力を発揮し、自他共にこれ以上ないという幸福境涯を勝ち開いてみせる。この創価の人生こそ、世界を照らし、未来を照らす希望の光ではないでしょうか。(2016年4月15日、世界広布新時代第17回本部幹部会へのメッセージ)