〈きょうの発心〉四条金吾殿御返事 茨城旭日県女性部長 沼田弘子2024年1月15日
御文
 苦をば苦とさとり、楽をば楽とひらき、苦楽ともに思い合わせて南無妙法蓮華経とうちとなえいさせ給え。これあに自受法楽にあらずや。(四条金吾殿御返事、新1554・全1143)
通解
 苦を苦と覚り、楽を楽と開き、苦しくても楽しくても南無妙法蓮華経と唱えきっていきなさい。これこそ自受法楽(=自ら法楽を受ける)ではないか。
ひたぶるな祈りで人生を開く
 いかなる時も唱題し抜いていくことこそ最高の幸せである、との仰せです。
 私が18歳の時、姉のうつ病に悩んでいたわが家は、姉の友人の確信こもる言葉を信じ、一家で入会しました。
 20歳の時、自身の大きな悩みにぶつかり、初めて、ひたぶるな唱題を。嵐のように荒れていた心が、すーっと穏やかになり、題目による生命の変革を実感しました。
 結婚後も、自身の病気や子どもの不登校など、さまざまな宿命に直面。池田先生の指導のまま、真剣な祈りと学会活動の実践を通して、全て乗り越えることができました。
 現在、就労支援施設に通う姉も、使命の人生を歩んでいます。
 これから何があっても御本尊に祈り抜き、茨城旭日県の皆さまと共に、師匠の偉大さを宣揚し、わが地域の広宣流布を進めていきます。