月々日々に――池田先生の折々の言葉2024年1月6日

 ぶんうごくことだ。自分しんたたかって、
 こうせんけっしめしていくのである。
 すべてはリーダーのいちねんこうどうからはじまる。

 ※『普及版 池田大作全集 スピーチ』〈2005年(3)〉を基にしています。

 

名字の言 世紀をえる箱根駅伝史2024年1月6日

 箱根駅伝の第1回大会が行われたのは1920年。現在の正月とはちがい、2月14、15日のかいさいだった▼出場校はわずか4校。おうは午前の講義後の午後1時にスタートし、首位がゴールした時は午後8時半を回っていたという。復路は最終10区で東京高等はん学校(現・筑波大学)が約11分差を大逆転し、初代王者にかがやいた▼以来、戦争による中断をて、世紀をえる歴史をつむいできた新春のふうぶつこまざわ大学1強をくつがえし、今年の第100回大会を制したのは青山学院大学だった▼有力校もシードけんのがらんてんかいとなった今大会。1年に一度の本番にピークを合わせることがどれほど大変か。ましてや、年々レベルが高くなるたいで“勝ち続けること”がどれほどなんか。その中で創価大学がげた5年連続のシード権かくとく。初出場した第91回大会からの10年で残したそくせきは、箱根駅伝史にさんぜんきざまれる▼競技にも人生にも、ここぞという時がある。戦うべき時に戦い、勝つべき時に勝つ。それができるのは自身にいどみ、向上し続ける人であろう。次なるステージへ走り出した創大駅伝部に負けじと、われらも新たなちょうせんを始めよう。今日を勝ち、明日を開き、ほまれの自分史をつづる一日一日に。(酉)

 

寸鉄2024年1月6日

いっでも妙法にえんすれば
ほうしゅみがあらわす」
希望のてついさみ語ろう
(新1105・全793)
     ◇
創価班「師弟せいがんの日」。
“新時代の山本伸一”よ
新たな栄光の歴史のとびら

 

創価班指導集 池田先生の発刊の辞2022年1月17日
* わが創価灯は「厳護」「正義」「勝利」の光なり
 1月6日は「創価班 師弟誓願の日」。第1回創価班総会から45周年を迎えた。ここでは昨秋に発刊された新指導集『地涌の大城』(非売品)に、池田先生が寄せた「発刊の辞」を紹介する。
 わが創価灯は「厳護」の光なり。
 わが創価灯は「正義」の光なり。
 わが創価灯は「勝利」の光なり。
 この光を放つ「創価班」の君たちあれば、いかに深い時代の闇も打ち破り、民衆の凱歌を轟かせることができる。
 これが私の誇りも高き大確信だ。
 結成45周年の佳節を毅然と飾りゆく従藍而青の一人ひとりに、私は最敬礼して題目を送っている。
 いつもいつも、本当にありがとう!
 戦後の荒廃した社会で、戸田城聖先生という希有の師匠に初めてお会いできた夜、私は尽きせぬ感謝を込めて、一詩を朗詠した。「夜明け前の混沌に 光 もとめて われ 進みゆく」―― その求めてやまない光の本源が、他のどこでもない、汝自身の地涌の生命に具わっていることを、先生は教えてくださった。広宣流布、立正安国という誓願を掲げ、法のため、民のため、世のため、自他共に青春の生命を輝かせ切っていく最極の正しき人生へ導いてくださったのである。この光は、先生のもとで太陽の仏法を如説修行しゆく月々日々に、強く深く大きくなっていった。
 なかんずく先生は、事業が最悪の苦境に立たされた時、一人お仕えしていた23歳の私に、厳粛に後事の一切を託された。70年前の1月6日である。この日この時を転機として、先生と私はいやまして師子奮迅の力で、絶体絶命の局面を一つ一つ打開していった。やがて晴ればれと、あの五月三日の第2代会長就任式を迎えるのである。
 御聖訓の通り、一念に億劫の辛労を尽くしゆく精進行の只中で、わが生命に燃え上がらせた炎こそが、まぎれもなく「創価灯」であったといってよい。
 そして、それから四半世紀を経た1977年の1月6日、あえて、この日を選んで、第1回の創価班総会を開催した。私が「創価灯」を託し伝えたのは、不二の後継たる創価班の君たちなのである。
 創価班は基本精神に――
 一、学会を護る
 一、会員を大切に
 一、陰の戦いに徹する
 と掲げて、実践し抜いてきた。
 思えば、民衆仏法の正義の凱歌を謳い上げた熱原の法難の折、若き南条時光は矢面に立って正義の和合僧を護り、人知れず陰の労苦を担い、苦境の同志を大切に庇い励ました。
 日蓮大聖人は、その功労を労い、「上野賢人殿」と讃えられて、「此れはあつわらの事の・ありがたさに申す御返事なり」(全1561・新1895)と御書を送られている。今、前代未聞のコロナ禍にあって、勇敢に誠実に聡明に、基本精神のまま貢献を続
けてくれている創価班の尊き貴き使命の遂行を、御本仏は全て御照覧であるに違いない。
 南条時光に「しばらくの苦こそ候とも・ついには・たのしかるべし、国王一人の太子のごとし・いかでか位につかざらんと・おぼしめし候へ」(全1565・新1901)とお約束の如く、健気なる創価班の一人ひとりが必ずや「陰徳陽報」の大果報に包まれ、
人生と社会の勝利の王者となりゆくことを、私はひたぶるに祈り続けている。結成45周年の11月2日を前に、創価班のリーダーたちから一つの要請があった。それは、伝統の基本精神の3項目に、新たに―― 一、邪悪を破る 一、広布の勝利を開く
 との2項目を加えさせていただきたい、というのである。
 深き使命感と責任感の上からの発露が頼もしく、私は直ちに賛同した。ここに、新時代創価班の「基本精神」5項目が誕生したのである。「御義口伝」には「悪を滅するを功と云い善を生ずるを徳と云うなり」(全762・新1062)と仰せである。
 「邪悪を破る」勇気の光からこそ、妙法の大功力は生まれ広がるのだ。その閃光に諸天善神も覚醒し、動き働くのだ。
 この秋は、竜の口の法難から750星霜であり、創価の「魂の独立」からも30年となる。
 大聖人は「諸天善神等は日蓮に力を合せ給う故に竜口までもかちぬ、其の外の大難をも脱れたり、今は魔王もこりてや候うらん」(全843・新1176)と宣言なされた。わが本門の創価班は、追撃の手をゆるめずに破邪顕正の師子吼を響かせてもらいた
い。そして「仏法と申すは勝負をさきとし」(全1165・新1585)との御金言のままに、断固として一切の「広布の勝利」を開き、「地涌の大城」を限りなく勝ち栄えさせてもらいたいのだ。
 嬉しいことに、今や「SOKAHAN」は誉れの勇者の代名詞となり、若き世界市民の平和・文化・教育の大連帯にあって、中核中の中核と輝く時代に入った。
 君たちこそが、私の分身たる新時代の“山本伸一”に他ならない。一人ひとりが「創価灯」の当体として、21世紀の地球社会をいよいよ照らし晴らしてくれ給え!

 
 若鷲よ
   我こそ創価と
    胸を張れ
   邪悪を破りて
      広布の勝利を


     ◇
だれに対しても誠実の二字
で―戸田先生。地域を
らす信頼と友好のとうだい
     ◇
小さなもくひょうを立て達成し
続けることが“大目標”かんすい
へのかぎ。今日の勝利から
     ◇
はくに交通事故多く。
急がず無理せず。早めの
ライトてんとうなどを再確認