月々日々に――池田先生の折々の言葉2023年12月26日

 「ありがとう」のひとことには、ちから
 があります。じんせいゆたかにし、こころきずな
 かぎりなくひろげます。

 ※『未来の翼』を基にしています。

 

名字の言 げんばく投下後の広島をったカメラマンの思い2023年12月26日

 広島にげんばくが投下されたあの日、中国新聞社のカメラマン・まつしげよしさんのがんぜんには、せいさかいで苦しむばくしゃがいた。数十分ためらったすえ、“このさんじょうを多くの人に伝えよう”と、心をおににして写真をった(『なみだのファインダー』ぎょうせい)▼世界的に重要な記録物を人類の財産としてぞんするユネスコの「世界のおく」。先月、原爆投下後の広島の写真などが日本のこうとしてすいせんされることになった。被爆78年をた今、あの日の松重さんの行動のが高まっている▼じつ、米ニューヨークの国連本部でかいさいされたかくへい禁止条約の第2回ていやくこく会議。期間中、SGIの代表が“平和・ぐんしゅく教育のやくわり”に関する作業文書を発表した。同文書でれたのが、広島の学生部員を中心にじっしてきた「学生平和意識調査」だった▼核兵器はいぜつへ、アンケートによる草の根の平和運動を続けること29年。意識けいはつの重要性をうったえる地道な取り組みは世界に発信され、国連のウェブサイトにも公開された▼えない戦火に無力感を覚える時は少なくない。だが、未来はつねに今からつくられる。「それでもなお」とあきらめず、平和へのあゆみを続ける。その一歩一歩は時代とともに必ず大きな意味を持つと信じたい。(子)

 

寸鉄2023年12月26日

「僕は“しょうがい青年”だ」
牧口先生。仏法はこうじょう
法。だいな広布の道とも


牧口先生の口ぐせは、「僕は“生涯青年”だ」という一言だった。この言葉通りに、戦い抜かれた一生だった。 「人生とは、完成に達するための努力の中にある」――これは、文豪トルストイの言葉である(前掲『トルストイ最後の日記』)。 人生の旅に、「これでいい」ということはない。ましてや、日蓮大聖人の仏法に停滞はない。 御書には仰せである。 「無意味に、荒野に捨てるこの身を、同じことなら、法華経のために捧げ、法を求めて身を投げた雪山童子や、ひじを焼いて法華経に供養した薬王菩薩のあとに続き、(護法のために戦った)仙予国王や有徳王のように、わが名を後世にとどめよう。そして次に法華経、涅槃経が説かれる時には、わが名が、その経典に説かれることを願っている」(御書999㌻、通解)


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感謝は声に出してこそ。
かげかつやくする学会同志や
近隣の友へ真心のあいさつ
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自分の運命はみずからでつく
出すもの―文豪チェーホフわれらは
“必ずす”とのせいがん
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ねてのようじん深ければ
身によせつけず」御聖訓
無事故の年末をだんなく
(新1780・全1340)
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全国の受験生がんばれ!
最後までしゅうねんちょうせんを。
皆で健康と勝利をねん