小説「人間革命」稿こうの日2023年12月2日

〈演奏動画 先生と同志のきずな〉 「人間革命の歌」「くれないの歌」

3:50

 創価グロリアすいそうがくだんによる学会歌「人間革命の歌」「くれないの歌」のえんそう動画が完成した。「われらは永遠に師と共に 『人間革命』稿こうの日」と題し、池田先生と全47都道府県の同志のきずなを演奏と写真でかえる。

小説『人間革命』『新・人間革命』は英語、中国語、スペイン語、韓国語などの各言語に翻訳され、世界で読み継がれている

小説『人間革命』『新・人間革命』は英語、中国語、スペイン語、韓国語などの各言語に翻訳され、世界で読み継がれている

 「一人の人間におけるだいな人間革命は、やがて一国の宿命のてんかんをもげ、さらに全人類の宿命の転換をも可能にする」

 小説『人間革命』『新・人間革命』の主題は、そのまま池田大作先生自身の人生をかけたそうだいちょうせんであった。

 半世紀をえたしっぴつぎょうは1964年の12月2日に開始された。59周年となる。

 おん・戸田城聖先生との師弟不二の青春の中で、池田先生は“先生の真実をしるすことができるのは、私しかいない。それが先生の、私への期待であり、弟子としての私の使命である”と決意を固める。60年に第3代会長となり、広布のしおを起こすとうほん西せいそうの日々の中で、恩師と“約束”した小説『人間革命』の執筆を、みずからにした。

池田先生が書き起こした民衆の大叙事詩――小説『人間革命』第1巻「黎明」の章の原稿

池田先生が書き起こした民衆の大叙事詩――小説『人間革命』第1巻「黎明」の章の原稿

 稿こうの地は、太平洋戦争でもっとせいさんな地上戦がひろげられ、戦後も米国とうにあった沖縄。小説のぼうとうの一節「戦争ほど、ざんこくなものはない。戦争ほど、さんなものはない」には、自身が体験し、沖縄の友も味わったせんへのいきどおりと、あらそいを繰り返す人類の宿命転換への強い決意がめられている。

 小説の連載はよく65年の本紙新年号から、「ほうくう」のペンネームでスタート。戸田先生と創価学会の真実、山本伸一のとうと成長を通じて、広布と師弟に生きく人生のロマンをつづっていった。

 きゅうさい期間をはさんで28年余り続いた『人間革命』は93年2月11日、連載回数1509回(全12巻)で完結。続いて先生は、山本伸一を主人公に小説『新・人間革命』を執筆。「世界広布」そく「世界平和」に生き抜くみんしゅう群像を描き、連載回数は、両小説を合わせて日本の新聞史上最長の通算7978回にいたった。両小説は各言語にほんやくされ、「創価の精神のせい」「信心の教科書」として世界であいどくされている。

 小説『人間革命』第12巻「じゃっこう」の章に、戸田先生をくした山本伸一が立ち上がる決意が記されている。

 「先生が、人類のあんにともされたさちを、断じて消してはならない。戦おう。前進、前進、また前進だ!」

 今こそ師弟の精神につらぬかれた小説に学び、人間革命の大道をちかいを新たにしたい。