洗濯と向き合った結果、私は少なくとも、
以前より1.5倍は洗濯が好きになってきた。
そんな私の「楽しみかた」をご紹介しましょう。
■干してある洗濯物を見る
街を歩いていて、
干してある洗濯物を見るのが好きになった。
・本当に美しく干してある家
——あれはもう芸術。
・くっしゃぁ〜っと干してある家
——あえてノーコメントにしておく。
・便利グッズの物干しハンガーが
蝉の抜け殻のように放置されている家
いろいろあって、面白い。
住人を想像してみるのも楽しい。
高級住宅街と普通の住宅街で比較してみると、
その街の「生活の温度」が見えてくる。
■コインランドリーで楽しむ
コインランドリーでは、
「洗濯仕事をしている人」を観察する。
これが、かなり面白い。
・畳み職人
まず、テーブルを消毒し、一枚一枚コロコロをかけ、丁寧に畳んでいく。動作が美しすぎる。
・畳み効率主義者
テーブルを使わず、身体の上でパタパタと畳む。
“面を使わない畳み”に初めて出会った時、軽く驚いた。
・大量持ち込み型
どう見ても洗濯3回分以上。
「何人家族ですか?」と聞きたくなる量。
圧倒される。
年配の方も多く利用していて、
それぞれに“洗濯スタイル”がある。
見ていると自然とこう思う。
「みんな、頑張ってるね」
そして、
「私達、頑張っているよね!」
■コインランドリーという空間
私はここを、コインランドリーというより
「カフェ」としても楽しんでいる。
大型洗濯機の回転を眺めながら、
カタルシスをライブで感じる空間。
コワーキングスペースのようでもあり、
シェアラウンジのようでもある。
でも料金は実費のみ。
スタバほど混んでいないし、会話も静か。
気づけば隣でiMacを開いている欧米人がいたりして、交通費0円で海外気分。
チェーンではない、
美味しいドーナツがあったりするのもいい。
ドラマやCMのロケ地になったらしい。
……静かに女優でもやっておこうか。
■稼働状況を見る楽しみ
最近は、証券口座よりもコインランドリーの稼働状況を見ている。これが、なかなか面白い。
・天気が良くても回っている
・夜中でも動いている
・土日は混み合う
各家庭に洗濯機があるはずなのに、
それでも動き続けている。
「あの空間で、あの子たち働いてるのね」
そう思うと、なぜか自分も頑張ろうと思える。
あれ?
ちょっとマニアックな領域に
入ってきたかもしれない。
一般的な「洗濯好き」とは違うけれど、
もっと広い意味で、
洗濯が面白くなってきた。