神経症克服には、まず実践、実践を欠いた森田療法はありません。
実践①
神経症の性格特徴は、自己中心、気分本位、依頼心が強い。
そこを認識し、他人への心配りを大切に、物事中心に自分の力で行動すること。
実践②
不安や苦痛といった自分の心の状態はそのままに、
行動するには目的があるわけで、その目的が果たせるかどうかが問題です。
実践③
沸き起こる気分や感情ではなく、現実の成果、行動の成果を問題にしていくこと。
実践④
不安・苦痛といった感情は起こるべくして起こるものです。
自分の意志の力ではどうにもなりません。不安になれば不安のままでいるより方法はありません。
悲しい時は悲しいままに、苦しい時には苦しいままにです。
しかし、感情はそのままに、必要な仕事・家事は休まないこと。
「感情の法則」にあるように、不安・苦痛といった嫌な感情は、行動しているといつの間にか消えるものです。
実践⑤
人に出逢えば、自分から挨拶すること。小さな声でも、顔が赤くなろうが、
声が震えようが構いません。「いい天気ですね」「よく降りますね」の一言でもOKです。
これで相手も言葉を返してくれます。心を開いてくれます。
自分から心を閉ざし、垣根を作って、人が親しくしてくれないと悩むのが神経症です。