森田では、ある程度学習が進むと「総括」をすすめています。
①神経質症のもととなった人間性に対する誤った認識はどこにあったか。
②人間性に対する誤った認識から、どのように努力方向を誤ったか。
③本当の欲求とはなにか、目的はどこにあったか。
④目的達成のための当面の実践目標はなにか。
⑤治癒過程のどの段階にあるか。
以上の5項目です。
いままでの記事の中にも部分的に書いています。
自分の神経質性格を十分に生かすためには、この「総括」を行い
自分を見つめ直すことがたいへん大切になってきます。
なぜなら、森田では人間が人間として生きるべき道を教えているからです。
また、森田は生涯学習といわれる所以でもあります。
「学習―実践―総括」を繰り返すことで、人間として発展向上していくのです。
少し良くなったからと奢らず、いつも原点に帰り、総括を繰り返していくことで、
自分の過去と現在の状態の違い、生活の変化や進歩を見極めることができるのです。