2024.08.01

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「財務省は、正気の沙汰ではない」駆け込み利上げ 

 

テーマ:頼むよ日本政府!(676)

カテゴリ:政治経済

 

 日本銀行が政策金利を0.25%、引き上げました。前回(3月)のマイナス金利政策解除とは異なり、今回は正真正銘の「利上げ」です。


 さすがに、2009年から続く1.475%という短期プライムレートは上昇するでしょう。住宅ローンの変動金利が上がり、企業の借入コストも上がる。日本経済にとっては「悪い影響」しかない。


 しかも、7月29日に内閣府が、
経済成長率が高まることにより、来年度のプライマリーバランスは黒字化する!」
 という妄想シミュレーションを公表した途端に、この始末。


 明らかに、政府内で不整合が起きています。というか、ここで利上げをしてしまうと、景気失速がさらに悪化し、大規模補正予算を組まざるを得ないでしょう(組む必要がありますが)。となれば、来年のPB黒字化目標は、その時点で「おしまい」です。


 まあ、来年、30兆円、40兆円規模の緊縮財政を強行し、日本経済を恐慌に叩き込みたいなら別ですけど。

三菱UFJ銀行が17年半ぶりに短期プライムレートを引き上げへ 普通預金金利は0.1%に
 日本銀行は31日まで行われた金融政策決定会合で、政策金利を「0.25%程度」に引き上げました。
 今回の利上げを受けて、つい先ほど、三菱UFJ銀行は変動型住宅ローン金利の基準にもなる短期プライムレートを、9月から引き上げると発表しました。(後略)』

 やはり。他の銀行も追随することでしょう。今回の利上げは、前回のマイナス金利解除とは異なり、実体経済に影響を与える利上げ、になりました。


 日銀の利上げにより内需は回復せず、経済成長率も抑制される。下手をすると、24年度はマイナス成長になりかねません。


 このタイミングで、自民党総裁選挙。


 もちろん、総裁選挙が終わったとしても、アメリカ大統領選挙、FRBの利下げ(これも報じられていました)、衆院選、参院選と、政治的に不透明な状況が続きます。日銀としては、政治が混迷に陥る「前」の段階で利上げをしておきたかった。つまりは「駆け込み利上げ」だった可能性が高い。

――――――――――――――――――続く――――――――――――――――――

記事タイトル: 駆け込み利上げ

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