こんにちは。障がい者サポート事業の責任者山口です。
今回のブログテーマですが、作業手順書の有効活用方法に関して
2週にわたり皆様にお伝えしていきたいと考えております。
普段従事している業務とはまったく違う分野の業務を、
作業手順書をもとに進めてもらう。
そのような試みを、今回弊社の障がい者雇用のメンバーに依頼しました。
作業を行ってもらうのは、IT事業部所属のAさんです。
Aさんは勤続1年目で、普段はテスト業務、弊社開発プロダクトのLP設計などを
行っているASDと診断された女性です。
今回Aさんに依頼する作業は、介護事業部の事務作業の一部分です。
作業手順書の用意はあるのですが、今回使用はいたしません。
なぜなら、エスエフソリューションズの考える作業手順書は、
作業者自身で手順書を作成することが有効だと考えているからです。
以前、繋がりのある民間企業の人事担当の方から作業手順書の運用方法に関して
相談がございました。
内容は作業手順書の用意はあるがうまく活用できていないとのこと。
どのような部分が上手くいっていないのかをお伺いすると、
1.文字ばかりで見づらい
2.実際の業務と乖離している
3.作成者の知識やノウハウに依存してしまう
上記のようなことで悩んでおられるご様子でした。
この課題に関して私たちがご提案させていただいた解決方法が、
日頃私たちが行っている作業手順書の作成方法でした。
1.文字ばかりで見づらい
⇒作業手順を見える化(図式化)して明確化する
2.実際の業務と乖離している
⇒更新しやすい手順書の作成
3.作成者の知識やノウハウに依存してしまう
⇒作業者自身で作業手順書を作成する。
このような方法でござます。
1の作業手順書を見える化して明確化する方法に関しましては、
フローチャートを活用して作業手順書を作成いたします。
そして、2の更新しやすい手順書の作成は、このフローチャートを活用した
作業手順書例を紙と付箋を使って作成いたします!
不細工な字と分かりづらくて恐縮ですが、
こちらが、A4用紙と付箋を使って作成した手順書となります。
そして最後、作業者自身で作業手順書を作成する。
これが最も大切です!!
作業手順書を他者が作成したものを使おうとすると、どうしてもその作成者の
言い回しや専門用語が使われている場合があり、使いづらいことが多くございます。
日本語はあいまいなので認識違いが発生しやすいのです!
そこで作業者自身が作業手順書を作成する!
作成者自身が作業手順書を作成することのメリットとしましては、
1.作業手順書をツールとして使うことで、不明点を質問しやすい。
→今ここで作業が止まっていることを指をさすだけで相談者と共有できる。
2.自身が配慮してほしいことも記載が出来る。
3.処理の流れが明確になることで先の見通しが立ち、不安が少なくなる。
4.紙と付箋で作成しているので、作業に変更があった場合リアルタイムで変更しやすい。
5.作業の終了が明確になる。
このようなメリットがございます。
本日は長文になってしまいましたので、Aさんへの作業依頼の試みに関しましては、
次回のブログでお伝えさせていただければと存じます!
本日もご購読いただきありがとうございました!
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