河口湖ガイドのオフシーズンに地元・北名古屋市に帰省中の余吾航希プロが先日ご来店。
・・・とまぁ~仰々しい感じでスタートしましたが、私にとっては、余吾プロがいくつになっても、カワイイこうきクンなわけでして
(この頃から、センス抜群で上手かった高校生時代の余吾プロ。本人は恥ずかしがるかもしれませんが・・・)
ヒューマンフィッシングカレッジを卒業後、プロアングラーとして、JBマスターズに参戦し、河口湖のプロガイドとして、活躍している現在でも、やっぱり、こうきクンはこうきクン。
今では、当たり前のように、バスボートに乗っている彼が、チャリに乗って、大江川や五三川に通っていた高校生時代、ウチでレジットデザイン様のロッドを買って下さっていたこうきクンが現在、同社の契約プロとして活躍しているのを見ると時の流れを感じます
ぶっちゃけ、この業界、自分のことに精一杯で、礼儀もへったくれも無い、世間一般的に見ると残念なヤツが多いのも事実・・・。
ちょっと名前が売れて天狗になるくらいなら、まだマシな方で、自分にとってメリットが無いとなると、手のひら返すヤツなんてざらにいたりするのも、これまた事実・・・。
そんな中、こうきクンは、いつまでも非常に義理堅く、帰省の度に、ヘッドクォーターにわざわざ挨拶に来てくれたりします
今回は「レジットデザイン」様、「アリスホビー」様に続き、ボート用品の「デジタルストラクチャー」様とラインメーカーの「ザルツ」様が、2024年度より、新たに彼のスポンサーとして、サポートして頂けるようになったことを報告しに来てくれました
バストーナメンターの世界は、成績こそが正義であることは、間違いない・・・。
しかしながら、私はこう思うのです。
確かに成績は、メーカー様がプロスタッフを人選する際の大きな判断基準になるのかもしれませんが、その人の素行や立ち振る舞いなど、人間的な部分が問われるのは、大前提であり、コレはバストーナメントの世界に限らず、プロスポーツ全般に言えることではないでしょうか
更に、新商品の開発に携わるとか、既存の商品の新たな使い方を模索すべく、テストデータを集められるといったような、技術的な能力の部分はプロスタッフとして、非常に大事な部分として求められると思います
つまり、私が考えるメーカー様に契約したいと思って頂けるプロスタッフに問われる能力って、結局のところ、メーカー様も企業である以上、最終的には、契約プロはメーカー様に営業利益をもたらせるようになることが、一番大事なことだと思うんですよ
現代のバス業界では、プロトーナメンター以上にメディアプロや、YouTuberの方が、メーカー様との大きな契約を勝ち取るケースが珍しくないのも、その一例と言えるでしょう
プロスポーツの括りで他のジャンルのプロスポーツに目を向ければ、多くの日本人にとって、つい最近まで、ランニングシューズのイメージしかなかったニューバランス社・・・。
ところが、最近では、メジャーリーガー・大谷翔平選手の活躍で、同社のバットやグローブやウェアーを欲しがる子供が非常に多いと聞きます
日本のバストーナメント市場とメジャーリーグ・ベースボールでは、話がデカすぎて、比べるには、あまりにも極端な例かもしれませんが・・・
コレこそ、大谷翔平という稀代のプロ野球選手が、これまで、多くの人が野球とは全くの無縁だというイメージ抱いていた、自身のスポンサーであるニューバランスというスポーツメーカーに新たな販路と大きな営業利益をもたらした良い例であると言えます
同じプロスポーツである以上、これくらいの覚悟を持って、メーカー様と契約させて頂くべきだと、こうきクンにも夕食を食べながら、そういう話を少しさせて頂きました
メーカー様との契約締結は、ゴールではなく、あくまでもスタートです。
エンドユーザー様に、余吾プロが使っているから「レジットデザイン」様のロッドを使いたい。
「アリスホビー」様でプラモを買いたい。「デジタルストラクチャー」様のボート用品を使いたい。「ザルツ」様のライン使いたい・・・・・。
そう思ってもらえるようなプロになれるように彼には頑張ってもらいたいですね。
サポートして頂いているメーカー様との契約だけで満足して終わるような器に収まらず、自分が活躍することで、契約して頂くメーカー様に利益をもたらすようになれることこそが、最大の恩返しだと胆に銘じて頑張るのだぞ・・・。
以前より、マスターズで優勝したら、関市の有名なうなぎ屋さんで、今度は私にうなぎを御馳走してくれると言っているのですが、準優勝でもいいですとか弱気なことを言ってきたので、
「マスターズ全部勝って、金○園の高級ソー○奢ります」
くらいの大見栄切ってみろとハッパかけときました
金○園は冗談として、うなぎ期待してるぞ 頑張れ余吾航希プロ