このところ、ちょっとだけ暖かい日が続いているような気がするのは私だけでしょうか?
ほんの少しですが、日照時間も伸びているような気がします。
水温6~8度と、サウナーもビビるくらい低水温だったヘッドクォーターの水槽。
当店のアイドルの魚たちも、あまり活発にエサを摂らず、底にじっと固まっていました。
しかしながら、ここ3日くらいは暖かい日が続き、水温も12度くらいだったので、
昨日、一気に半分くらい水替えしたところ、タナゴたちに変化が・・・。
秋の産卵期を終え、地味ぃ~になっていたカネヒラさんが急激に婚姻色を発色。
まだ地味ぃ~なヤリタナゴと比べるとデ~ハ~なメタリックブルーが更に際立ちます。
中には、ヒラを打ち出して、縄張り争いをおっぱじめる個体まで。
とは言え、本来、秋に産卵するカネヒラ。
水槽内で飼育していると、秋に産卵行動を取れなかったヤツが、
何故か春夏型になってしまう個体もいるとは聞いていたものの、
コレがいわゆるその状態なのか・・・・・・はじめてのことで、全くもって、よー解らん。
昨年、2月の中旬~3月初旬にかけて、ヤリタナゴとアブラボテが水替えの後、
覚醒したかの如く、一気に婚姻色を発色し、産卵モードに突入したのですが、
まさか、カネヒラもホントになるとはねぇ~。
どーやら、こいつら、季節が移行したと勘違いしているということなのか・・・
恐らく、自然のフィールドで起こりうる、日照時間が長くなる頃に、雪解け水が大量に入り、
水中が春モードを切り替わる現象と勘違いしているのかもしれませんね
人間より季節の移り変わりに敏感な生き物を観察することで、教えられることが沢山あります。
今週末から、また寒波が来て、メチャメチャ寒くなり、真冬に逆戻りとの予報。
そうしたら、極寒の冬に逆戻りとなるわけですが、コイツら、どーするんだろ
密かに、その経過観察を楽しみにしている私。
この歳になっても、魚たちの生態は、いろいろと興味が尽きません・・・。