ロマンチストではない。ロマンチッカーだ。しかもハードな!松田優作の故郷である山口県下関が舞台で、松田翔太が主演、しかも東映配給!ハードな暴力シーンやレイプシーンがあるあたりは、アナーキーな時代の東映が甦ったかのよう。松田翔太の壊れっぷりがいい!遠藤要が強い!白竜が渋い! 中村獅童の静かな演技が逆に怖い! 真木よう子の姐御がハマりすぎ!(でも台詞なし)芦名星が色っぽい! 渡部篤郎と真木蔵人は、かなり老けたちなみに、客が自分ひとりしかいなかったので、プライベートシアター状態でスクリーンを独占させてもらいました(笑)。