
【キャスト】
ニック・モラン、ジェイソン・ステイサム、ジェイソン・フレミング、デクスター・フレッチャー 、スティング、スティーヴン・マッキントッシュ
【監督】
ガイ・リッチー
“最後に笑うのは!?”
ロンドンの下町。

悪仲間の4人組・エディ、ベーコン、トム、ソープは、10万ポンドを用意してギャングの顔役‘ハチェット・ハリー’に対して一世一代の賭けを挑む。
しかし、ハリーのインチキによって50万ポンドもの借金を負うことに。
「一週間以内に返さなければ、オマケらの指を一本ずつ切り落とすからな」
しかもハリーはかつての宿敵であるエディの父・JDのバーも狙っていた。
途方に暮れる4人組だったが、エディは隣人の悪党ドッグがマリワナ工場を襲撃する計画を練っていることを知り、それを横取りしようとする。
そのプランは成功して、まんまと大金+大麻+交通監視員を入手。

が、その売却を頼んだ仲介人が仲介した相手が大麻栽培と販売の元締め。
元締めは怒りのため、エディたちに復讐をしようとする。
そして、隣人も自分たちを襲った相手が4人組だったと知り、こちらも復讐を計画。

さて、大麻の件だけでなく、パラレルに展開していたハリーの趣味である古銃集め。
彼は自分の‘右腕’に依頼し、右腕はこそ泥を雇う。
こそ泥はうまく銃を入手するが、間違えて売ってしまう。
売った相手はエディたちの仲介人。
仲介人はその銃をエディたちに売る。
エディたちはその銃を使って隣人を襲撃!
さらに、ハリーの借金回収の仕事をやっていたクリスは、隣人から借金回収をしようと動いている。
物語が進むにつれ、複雑に関係していく登場人物たち。

果たして大金は誰の手に?
四人組の運命は?
ハリーの銃は?
一攫千金を狙う4人の若者を軸に、ギャングやマフィアが入り乱れて繰り広げる群像クライム・ムービー。

エディとハリーのトラブルが、やがて多彩な登場人物たちまでを巻き込み、バイオレンスな騒動へと発展。
勘違いや運の悪さから、どんどんドツボにハマっていく若者たちの滑稽な姿をテンポよく見せていく。
思わずニヤリとさせられるラストのオチもサイコーです。
マリワナ工場の一件に絡む人物は10人以上のそれぞれ超強烈な個性の持ち主。その面々を見事にさばいた演出&脚本が秀逸。
メインとなるエディら盗品売りの4人組。
盗品をさばく実業家のニック。
ハリーをボスとする3人のマフィア。
マリワナを売買、栽培する4人組と女。
ドッグがリーダーの泥棒一味。
間抜け2人組の泥棒。
ロリーとその一味。
この一癖も二癖もある濃いメンツが、いつしか複雑に絡み合い繋がっていくのだ!
ところで……‘古銃’の行方は……結局はどうなったの?