『高校デビュー』 | エルドラド 「時をかける言魂」 『時かけ』と仲里依紗に魅せられて

エルドラド 「時をかける言魂」 『時かけ』と仲里依紗に魅せられて

ただの戯れ言?!またはエッセイのようなもの。
そしてボクは時をかける。

某シネコンにて、1日初日の『高校デビュー』を鑑賞。


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【出演】
溝端淳平、大野いと、菅田将暉、逢沢りな、古川雄輝、宮澤佐江、岡本玲、増田有華、池田依來沙、デーブ・スペクター、TKO、塚地武雅、温水洋一


【監督】
英勉




“とにかくモーレツに恋がしたい!
でも全然上手くいかない!
自分らしく頑張れば、きっと伝わる恋する気持ち。
勇気がもらえる「恋愛応援」エンターテインメント!”



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中学時代、部活のソフトボール一筋で過した熱血女子・長嶋晴菜は、ひとつ心に決めていた。

「高校生活は、恋に全てを捧げよう!」

異常なほどの“恋”へのモチベーションの高さとは裏腹に、半年経ってもまったく彼氏ができる気配すらない晴菜。

いや、彼氏どころか近寄ってくる男すらいない。

やっと声を掛けられたかと思いきや、
「アンケートいいですか?」
「声掛けてくれましたよね?これってナンパですよね?」
「いや、ただのアンケートですけど」
「ナンパですよね?」
「……もう、いいです」


モテない、徹底的にモテない。
しかも街なかで無様にすっ転び、靴がポ~~ン!


ところがそんな彼女の前に、校内イチ人気の先輩・小宮山ヨウが現れた。

「靴、落としましたよ。ていうか飛んできたんだけど」


‘あ~!超イケメンだ~超モテそう~~!’
と思わず見惚れまくるも……
「●※△□した!(靴を拾ってくれてありがとうございました)」
「何て言ったの?」

あまりの緊張に口が回らず、しかもソッコーで逃げ出す始末。

‘何で私、逃げてんだー!?’


翌日、親友の真巳がこんなアドバイスを。
「あんたがモテるにはさ、コーチが必要だよ」
「コーチ?そっかぁ、コーチかぁ!独学じゃ無理だもんね。でも誰に頼めば……」

とその時、廊下を歩くヨウの姿を発見!

「いたー!同じ学校だったんだ~」

そして、直感的に晴菜はヨウに「モテコーチ」を依頼するのだった。


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「あの私、長嶋晴菜といいます。1年です。昨日、ダサい靴を拾ってもらった……」
「ああ、あの時の」
「私をモテる女にしてください!モテコーチしてください!」
「……いやだ」
「そこを何とか、お願いします!」
「もろに高校デビューって感じだな」


はじめは相手にもせず断り続けたヨウも、どこかズレている晴菜の一生懸命さに根負けし、ある条件のもとコーチを引き受けることに。

その条件とは……
「俺のこと、絶対に好きになるな。なったらすぐコーチは終了」
「はい、なりません!絶対に好きになんかなりません!」
「どうしてそんなに恋がしたい?恋愛なんて、いいことばっかりじゃねえのに」
「とにかく恋がしたいんです~~モテたいんです~~」


こうしてヨウの指導のもと、ヨウの妹・麻美や友人の史也、朝岡らの協力も受け、理想の“恋”を求めるレッスンが始まるが……。


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※モテレッスン(1)
“モテ服を極めよ”

服に気合いが入りすぎで、男ウケを完全に間違っちゃっている晴菜にモテ服探し。

しかし、何を着てもおもいっきり似合わない。

「あんた、無駄に腕と足に筋肉つきすぎ。ガタイがデカすぎんだよ」


※モテレッスン(2)
“実践デート編”

ヨウのアドバイスメール付でヨウの親友・史也との擬似デートし、男慣れせよ。


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待ち合わせ場所に着いたものの……。


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「女は少し待たせるくらいがちょうどいい」
「で、でも……」
「あと5分待て」
「もう無理ーー!」
「まだ早いって!」
「こ、こんにちは。遅れて申し訳ございません。本日はよろしくお願い申し上げます」

「固すぎだよ、バカ」

‘もっと楽しく!’(メール)

「あ!楽しくか~」

しかし……食事をすればバクバク食いまくり。

「よく食べるね~もっと食べてもいいよ」
「ホントに!?すいませ~ん、ライスお代わり~」

‘お前らは親子か!’(メール)

「あ!デートだって、すっかり忘れてた!」


ムードを盛り上げようと浜辺に行くも……。

晴菜は子供達と大はしゃぎ。

「海藻~!こんなおっきい海藻~!」

「‘楽しい’の解釈が違うだろ!」


※モテレッスン(3)
“ダブルデートから学べ!”

史也とヨウの妹の麻美、そしてヨウと晴菜のダブルデートで、ラブラブな二人の関係を体感すべし。


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「開かな~い。ね~缶ジュース開けて~」
「はっ!ね~缶ジュース開けて~」
「もう8割方、開いてるけど……」
「あっ!」

結局、団体行動はほとんどピクニック状態に……。


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「私、何でこうダメなんですかね?」
「俺が絶対、いい男見つけてやる」


※モテレッスン(4)
“クリスマスまでに彼氏をつくれ!”

タイムリミット迫る!
こうなったら狙い撃ちで候補を指定すべし。
でもなかなかターゲットは現れず……。


そんな時、クールなヨウが時折みせる優しさに、晴菜は思いがけず惹かれている自分に気づいてしまうのだが……。

「ダメダメダメ!好きになっちゃダメ!」


しかしヨウへの思いはますます深まる中……なんとヨウの元カノ・まことが出現!


どうなる!?晴菜。

果たして晴菜とヨウは、恋人関係にまで発展するのだろうか……???





恋に恋い焦がれ、恋に悩み、恋に奮闘する女子高生の姿を初々しく描いたラブコメディ。


漫画チックな演出で……晴菜の勘違いぶり、ドジぶり、超天然キャラぶりに大爆笑!

それでいてホロリともさせられて~ハッピーな結末。

『ハンサム☆スーツ』の監督&スタッフが再結集した作品だけあり、遊び心が満載で最高に楽しいラブコメでした。

(『ハンサム☆スーツ』のポスターもさりげなく登場します)



肩の力を抜き、頭の中を空っぽにして観るには最適の映画かな~と。



クールなイケメンだが、恋愛に対してトラウマを持つヨウ役の溝端淳平。

素直でポジティブで超天然な熱血スポーツ少女・晴菜を生き生きと演じた大野いと。

この主演コンビが、メチャメチャよかった!


大野いとの表情や仕種が、何ともいえず可愛い!

一生懸命さが伝わってくる演技に好感が持てました。

これが映画初主演とは思えないくらいの見事なコメディエンヌぶりを発揮!
(映画初主演どころか、演技をすること自体が初めてだったらしい)


特に可愛い顔を目一杯崩した‘変顔’は必見です。
(『非女子図鑑』に於ける仲さんの‘変顔’といい勝負!?あせるあせる


大野いとの魅力が全開で、これをキッカケに今年、大ブレイクの予感!?


でも、まだ15歳なんですね、このコ……15歳かぁ……若っ( ̄□ ̄;)



ちなみに先着プレゼントで、書き下ろしコミックを貰いました。
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もひとつちなみに……パンフだけでは飽き足りず、ついついオフィシャルフォトブックまで買ってしまったあせるあせるあせる
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