『北北西に進路を取れ』 | エルドラド 「時をかける言魂」 『時かけ』と仲里依紗に魅せられて

エルドラド 「時をかける言魂」 『時かけ』と仲里依紗に魅せられて

ただの戯れ言?!またはエッセイのようなもの。
そしてボクは時をかける。

『北北西に進路を取れ』


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【キャスト】
ケーリー・グラント、エヴァ・マリー・セイント、ジェームズ・メイソン、マーティン・ランドー


【監督】
アルフレッド・ヒッチコック




広告会社を経営するロジャー・ソーンヒルは、ふとした偶然と勘違いの交錯で「ジョージ・キャプラン」という人物に間違えられ、謎の男達に郊外の邸宅へ連れ去られる。

そこで彼を待っていたのは、タウンゼントと名乗る紳士だった。

タウンゼントは、ロジャーにある仕事の依頼をするが、何のことかさっぱり分からない。
すると、これを仕事を拒否したと受け取ったタウンゼントは、ロジャーを泥酔させて車の運転をさせ、事故に見せかけて殺そうとする。

しかし何とか九死に一生を得るロジャー。

だが、これは彼の苦難のほんの序章に過ぎなかった。

キャプランとは誰なのか?タウンゼントの目的は?
窮地を救ってくれた謎の美女・イヴの正体は?


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スパイ組織の陰謀に巻き込まれて常に生命の危機に晒されながらも、真相を探るために、全米を股にかけて真犯人を追いつめるロジャー。


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意表をつく展開、たたみ込むアクション、壮大なスケール……まさに第一級のサスペンス!



国連ビルでの投擲ナイフによる殺人、豪華列車でのロマンス、逃げ場のないトウモロコシ畑で執拗に主人公を追う複葉機、4人の大統領の顔が刻まれたラシュモア山でのクライマックスと、ヒッチコックの演出はハラハラドキドキの連続!

‘巻き込まれ型サスペンス映画’の大傑作です。


50年以上も前の作品ですが、全く色褪せない面白さ。


ラシュモア山のシーンは、どうやって撮影したのだろうか?
(あれがセットだとしたら驚き)


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改めて思った……ヒッチコックって、やっぱ凄い!


ちなみに自作には必ずカメオ出演しているヒッチコック。
この作品では、バスに乗り遅れる乗客役で登場します。

劇場だとここで大爆笑になるんでしょうね?
ヒッチコックがどこで出てくるのか……それも楽しみのひとつでもあります。