『神様のパズル』 | エルドラド 「時をかける言魂」 『時かけ』と仲里依紗に魅せられて

エルドラド 「時をかける言魂」 『時かけ』と仲里依紗に魅せられて

ただの戯れ言?!またはエッセイのようなもの。
そしてボクは時をかける。

『神様のパズル』


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【出演】
市原隼人、谷村美月、若村麻由美、松本莉緒、田中幸太朗、岩尾望、黄川田将也、石田ゆり子、國村隼、笹野高史、李麗仙、六平直政、遠藤憲一、小島よしお、塩見三省、野村祐人、石井苗子


【監督】
三池崇史




双子の弟・綿貫喜一が、突然海外旅行へ行ってしまった。

残された基一は、弟とは正反対の学力と性格。

弟の代返をするためにゼミに出席する基一。

ある日、担当教授から不登校の女子学生・穂瑞沙羅華をゼミに参加させるようにとの無理難題の指令が下った。
その天才さから大学側も持て余し気味という穂瑞。


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弟のためと割り切り、また少し彼女に興味もあったので彼女の自宅まで行ってみることに。

会って話すうちに、彼女の不思議なパワーに引き込まれていき……思わず究極の疑問「宇宙をつくることはできるのか?」を彼女にぶつけてしまう。


翌日、なんと彼女はゼミに現れた!

究極の疑問は大成功だった!

しかし面倒な事に、基一は穂瑞と同じチームで宇宙が作れることを立証しなければならないことになるのだが……。


落ちこぼれ大学生と飛び級天才少女の2人が“宇宙創生”なる壮大なテーマに挑むSFサスペンス。(&青春コメディ)




冒頭~中盤くらいまで、宇宙創生に関する話が延々、続きます。

専門用語が飛び交い……一応、分かりやすく説明してくれるのだけれど……物理が苦手で、さほど宇宙にも興味のないオバカな自分には……「???」。

アインシュタインの相対性理論がどうのこうのとか、ビッグバンが~~等の議論が繰り広げられ……。


何じゃ、こりゃあ?!
三池監督らしからぬ高尚な教育映画(?)的展開に、目が点になりかけましたが……後半は一転、スペクタクルな展開に!

沙羅華がハッキングしてコンピューターを暴走させ原発、水力、火力等の施設をジャックし、パニック状態に陥れる!


そして……あとはマウスをクリックするだけで日本は……。

これをどう解決するのかとワクワクドキドキしていたら……さすが三池監督、ハズしまくってくれました!

そこに現れた基一。
‘そのスタンドマイク、どこから出てきたんだ?’とツッコむ間もなく、いきなりギターをかき鳴らして『運命』のロックバージョンを歌い始め……挙げ句の果てに投身自殺をしようとしている谷村美月に向かって、
「飛び込む前に寿司食え!気合い入れて握ってきたんだ!食えー!」


映画を観ていない人には全くワケが分からないかと思いますが、観ていても全くワケが分からない(笑)。


谷村美月は、ずっと無表情&抑揚のない無機質な口調。
(エンディングでやっと笑顔を見せてくれた!)

しかも全編、この青ジャージ姿。
ダウン
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で、胸元が妙にエロいっていう……あせるあせる



そして、市原隼人はこの作品でも‘熱い’!
(それにしても、石田ゆり子を「物理のおばちゃん」呼ばわりするのは、ヒドくない!?)


インテリ大学生役のフットボールアワーの岩尾が「その理論は違うんじゃないかな。そういう場合は……」と真面目な顔で講釈を垂れるシーン……何故か笑えます(^^;