当麻です。
現状はガチでピンチなんすけど、あたしの中でずっと眠っているSPECが、あたしの想いに応じて目覚めてくれそうな気がするんすよね。
そして、あたしたちの未来を切り開いてくれるはずだって、かなりそう思ってるんすよ。
打倒、ニノマエ!
相対性
時間
双子のパラドックス
速度
ニノマエを倒す、唯一の方法っすか?それは…
『SPEC』-第10話・最終回-
‘癸の回・百年の孤独’
衝撃の事実が次々と明らかに!
なんと一は……当麻の弟・陽太だった!

「まさか、まさか陽太!?そんな、そんなことって……」
そして黒幕は……地居!

「僕がこいつの記憶を奪ったんだよ、7年前にね。僕が書き換えたニセの記憶だよ。全てコントロールしていた」
「そんな……」
野々村係長は無事でした~。

「老兵は死なず……それが私のSPECだ。だいじょうV!」
回想シーンでは、当麻の父親役で佐野元春登場



「計算してみよう」
「数式、高まるーー!」
当麻は瀬文の病室に入り込み……

「ういっ~~す!まだ寝てんすかぁ?長いっすね。あ!夢のフルーツバスケット!」

「ふりかけパイン、バカうま~マヨメロ、メロメロ、バカうま~~!」
「俺のを勝手に食うな……味バカ、舌バカ、バカ」
雅の超意味深な台詞が!

「何これ?熱々じゃん!ヒートテックじゃん!赤道小町じゃん!見てろよ……‘映’」
一が死んだことを知った当麻は……

「覚えてる」
‘痔’
「間違えた……‘痣’」

「忘れられるわけがない。こんな大切なこと。わたしのここが全部覚えてる……いただきました」
当麻は地居を教会に呼び出し……

「はっきり言うけどさ、あんたのことは好きじゃない。これからも好きになることなんか、にゃあだ!」
地居による記憶の捏造を見破り……

「バレたか」
「キモ!キモキモキモ!砂ギモ!うなギモ!その根性が一番キモいんだよ!」
「うなギモってあるの?」

「辛いことや悲しいことだって、わたしの財産なんだよ。わたしはわたしの罪を背負って生きていく。どんなに辛くてもその痛みから逃げない。人は痛みや苦しみを味わって、それを乗り越えて優しさに変えていくんだよ!わたし、瀬文さん、美鈴ちゃん、お前のエゴのために死んでいった人達、そして陽太。その痛みの分だけ怒りマックスだからよ!罪を償ってもらう」
しかし当麻はピンチに陥り……と!

「バカで上等だー!当麻から離れろ、この野郎!人間の記憶なんてな、そんな簡単に消えねえんだよ……体が全部覚えてんだよ!」
が……その瀬文も絶対絶命!

「撃つなら俺を撃てー!気合いで全部、体で止めてやる!」
「え?SPEC?」
「バカ野郎!気合いだーーー!」
と、有り得ない飛び道具で反撃!
そして……遂に当麻の包帯の下が明らかに!

「左手、動けーー!」
相撃ちかと思いきや、突然時が止まり……

銃弾を浴びる地居(津田)。

「バカな……」
「一が生きていたのか?」
「一じゃない……じゃあ誰だ?誰の仕業だ!?」
「まさか……」

何とも意味深な結末!
思わせぶりなエンディング!
最後の最後には……

「映画化とか、ゼッテーしねえから」
「当麻!」
これは……期待しちゃっていいんでしょうか!?