(客は10人くらいと寂しい入り)


【出演】
相武紗季、眞木大輔、塚本高史、真琴つばさ、市川亀治郎、北大路欣也
【監督】
村谷嘉則
【ストーリー】
幼なじみの女性・瑠璃に積年の思いを伝えようとしたイタリア料理のシェフ・武が事故で命を落とすものの、加害者である佑樹に憑依して蘇るファンタジック・ラブストーリー。

正直、期待ハズレもいいところでした……ガッカリ。
眞木大輔はカッコイイのだけど演技力は……。(ファンの方、ごめんなさい)
それから瑠璃のフィアンセ役の市川亀治郎が完全にミスキャスト。
瑠璃と抱き合った時の笑顔が(ニヤケ感がかなりキモい)どうしてもフットボールアワーの岩尾に見えてしまって


気障な台詞も全く似合ってなくて失笑モノ。
『NECK』では好演していた相武紗季もこの作品では、本来の魅力が発揮されずじまいでした……残念。
でも相武紗季、演技はかなり上手いと思う!
映画の悪口を言うのはキライなのですが、これに関しては……とにかく演出も脚本も……もう何もかもが……あ、どうしても不満ばかりになってしまうので、この辺でやめときます。
ま、400円で買ったチケットだし、諦めもつくかなと(笑)。
(もし正規の値段で観ていたら完全にブチ切れてました)
ちなみにこの作品の製作会社は‘恋も仕事も腹八分目’フィルムパートナーズというらしい。
腹八分目どころか腹三分目もいかないよ、こんなんじゃ



※上映終了後、エレベーターの中で上品そうな60代後半くらいの老夫婦と一緒になり……奥さんが「同じシーンを何回も使ってるところがダメね。それからあのヒゲの人の演技もちょっとね。主役の女の子はまあまあだったけど」とかなり手厳しい感想を。
旦那さんはただ「うんうん」と聞いてるだけ(笑)。
「次は何を観に行く?」
と奥さん……が、ここで一階に着いてしまったためこの続きは聞けず。
いつも連れ添って劇場通いをしている映画好きの老夫婦って雰囲気……とても素敵でした!いいなぁ、こういうの憧れます!
映画では感動のカケラもなかったけど、最後にこの二人に感動した(笑)。