先日のWBA世界フライ級選手権は、超僅差の判定で王者デンカオセーンが勝利を収めましたが、この判定結果に対して亀田陣営が不服を漏らし、WBAに意見書を提出し年内再戦要求をする方向らしい。
ジムの会長や父の史郎氏、兄の興毅選手が「絶対、大毅の勝ちや!誰が見ても明らかやろ」と不満爆発とのことだ。
確かにどっちに勝利が転んでもおかしくない試合内容ではあったが、当の大毅選手が「俺がいかれんかった。(判定に関しては)言う立場ではない」と悔しさを押し殺し、潔く負けを認めているのだから、周りがゴチャゴチャ言うのはどうなのか?!(気持ちは分からないでもないけれど)
またデンカオセーンが執拗にホールディングを繰り返していたことにも「あれは反則だ」とも訴えているらしい。
ただホールディングはボクシングに於いてひとつの高等テクニックでもあるので(狡く見えるという側面はあるものの)それを反則と捉えるのは、ちょっと違うのでは?
内藤戦で反則を容認した当事者が、このことに異を唱えるというのも…。
大毅選手の今後のためにも、あまり揉めたりせず穏便な形で事を進めてほしいと思います。
仮にリマッチが行われれば、大毅選手が勝つ可能性は大。
いや、間違いなく勝つ!
不遇の2年間、真摯な姿勢でボクシングに取り組み、驚くほどの実力を身につけた大毅選手には、是非とも世界王者になってもらいたい!
そして昨日のヤクルト~横浜に辛勝し、俵際でどうにか踏ん張っています。
今日から運命の阪神との2連戦。
もし連勝すればCS出場が決定。
連敗、もしくは1敗1分けだと終戦。
正に雌雄を決する大一番!(優勝決定戦ではなく、3位決定戦というところが淋しいですが…)
館山、石川と両エースの先発が濃厚なので一気にCS進出を決めてくれ!