席を譲るも… | エルドラド 「時をかける言魂」 『時かけ』と仲里依紗に魅せられて

エルドラド 「時をかける言魂」 『時かけ』と仲里依紗に魅せられて

ただの戯れ言?!またはエッセイのようなもの。
そしてボクは時をかける。

昨日、電車内でのこと。
若い夫婦が乗ってきた。見ると奥さんはどうやら妊婦さんの様子。
席は全て埋まっていたので、二人は吊り革に。

妊婦さんを立たせていては気の毒と思い席を譲ろうとしたとき、一瞬躊躇した。
「もし妊婦じゃなかったらどうしよう?単にそう見えるだけだったりしたら…。そしたら逆に凄い失礼な奴になってしまう」

しかし体型は普通でお腹だけポッコリ出ていたから間違いなく妊婦と判断し、席を譲る。
丁寧にお礼を言ってくれたので、ホッとした。
妊婦に間違いないとは思っていたものの、もし違っていたら…と結構冷や冷やしながら声を掛けたので。

実は以前、こんな場面に遭遇した事がある。
妊婦らしき人に席を譲ろうと声を掛けた若い男性がいた。
するとその女性は「結構です」

それでもその男性は席を譲ろうと立ち上がったところ…女性は明らかに憤慨した様子で隣の車両に移動してしまった。

その女性は妊婦などではなかったのだ!

着ていた服のシルエットの感じとか、体型がそう見えたので、勘違いしてしまっても仕方ないとは思えたが…しかし女性からしたら、こんな失礼な話はないワケで…。

他には、お年寄りに席を譲ろうとした人が「俺は席を譲られるほどの年じゃない!」と激怒されていたところを見た事もある。
まさに親切心が仇…ですね。