Make It Last Forever/Donna McGhee | BLACK CHERRY

BLACK CHERRY

JAZZ, BRAZIL, SOUL MUSIC

  巨額ともいえる日本国民の血税をばらまいた挙句の果てに「北方領土問題の帰属問題は存在せず」とプーチンには食い逃げされ、トランプにも韓国は鉄鋼関税が免除されたのに日本は適用されるという屈辱の梯子はずしをされたバラマキ売国奴政権。定額働かせ放題法案の成立を狙ったデータ捏造に始まりモリカケ、スパコン、ジャパンライフと詐欺改竄捏造嘘にまみれたバラマキ売国奴政権の実態が一気に世に出てきた感がある。そして神戸製鋼所に続き三菱マテリアル、東レといった日本の一流企業まで検査データ改ざんという不正が発覚した。騙したもの勝ち、嘘でも言い切ったもの勝ちのバラマキ売国奴政権の体質が日本企業まで歪めてしまい世界的な信用を失うことになってしまったのは残念である。海外であれば即刻逮捕者が出るレベルだ。世界各国でそういった日本の捏造/改竄体質が疑われたことがトランプの梯子外しやG20に欠席せざるを得ない状況(日本の発言が信用できない)に繋がっているのではないか。公文書改竄というあってはならないことが起こり、貴い人命が失われた森友問題は国民の共有財産である公文書と土地にかかわる許されざる不正であり、何より優先的に解決しなければならない問題なのである。日銀と国民年金投入で無理やり上げた株価によるハリボテの景気回復すら、まやかし政権の象徴のようなものだ。改竄、捏造、嵩上げ、ごまかしだらけのハリボテ景気は永遠に続きはしない無理やり上げた株価は必ず暴落するし景気も回復することはない。本当にこの国を愛するのなら、今ここでメスを入れなければならないと思うはずである。定額働かせ放題法案のデータ捏造から一気に暴かれていった政府の捏造体質。全てを官僚一人に責任を押し付け終わる問題ではない。この改竄捏造ごまかし体質が国全体に悪影響を及ぼしている状況を今変えなければならない。

 

 ジャケ買いしたら、これはかなりB級というかある種キワモノ感がツボ女性Vocalモノではあった。生まれも育ちもNew YorkBrooklynだという、このDonna McGheeという女性Singerについては全く知らなかった。あのThe Fatback BandBackground Singerだったそうで彼らの76年作『Night Fever』にもPhyllis Hymanと共にBacking Vocalとして参加している。Street Funkな心意気を信条とするFatbackで数年間ではあるが歌っていたというのだからDonna McGheeというSingerはそんじょそこらのパッと出とは違う叩き上げである。本盤は大好きなNew YorkのDisco/Boogie帝王Patrick AdamsGreg Carmichaelの名コンビが関わった作品でもあり、Carmichaelが設立したDisco labelのRed Greg Recordsからリリースされている。そんなこともあってCD化された時に思わず手が伸びたのであった。Donna姐はAdamsの手がけたPhreek78年作『Patrick Adams Presents Phreek』やAdamsとCarmicahaelによるThe Universal Robot Bandの77年作『Dance And Shake Your Tambourine』でもVocalとして参加している。本作はそんなDonna姐とPatrick AdamsのNY Discoなサウンドが絶妙の食い合わせ18禁B級Disco的いかがわしさがたまらないのである。Adamsが手掛けたJocelyn Brown擁するInner LifeやFonda RaeのRainbow Brownあたりの洗練さとはまた違った、ある種のイナタさが本作の魅力なのである。それはAdamsの端正な仕事ぶりに対して想定外のぶち壊して的な破壊力を持ったエロで下世話に攻めるStreet派のDonna姐さんのノリが、何ともいえない親しみやすさで男の心を誘うのである。ジャケットからは想像できない、思わず週刊誌の袋とじ、家で開けたらビックリ的な、あのエロ女王Sylvia "Pillow Talk" Robinson姐さんもビックリのお色気路線で迫るDonna McGheeにドギマギさせられてしまうのだ。正統派としても十分通用する中々の歌いっぷりではあるのだが、なぜにそこまでエロ路線という感じではある。勿論、Patrick Adamsの仕事は冴えわたっているから許されことなのだが。

 

  『Make It Last Forever』はDonna McGhee78年にリリースしたアルバム。

アルバム1発目はタイトル曲“Make It Last Forever”。StringsやギターがいかにもPatrick Adamsな感じで感じで情感こもったVocalもイイ感じ。ところが、中盤以降の歌い方が徐々に色っぽくなって、語りや後半の延々と続くため息喘ぎ声交じりの官能的なDonna姐の歌いっぷりが、こりゃたまりまへんな。

ンペンペベースが何ともイナタいリズム儚げな女性Chorus始まる“Do As I Do”。ところが、そこにDonna姐のお色気過剰なVocalがのってB級感丸出しのDiscotiqueな佇まいがハマるのである。可憐で線の細い女性Chorus官能が止まらないDonna姐のあまりにもなContrastに圧倒されてしまう。下世話と言えば下世話なのであるが、ここまでいけば、かつては繁華街だったのに、今やうらびれた田舎町になってしまったどこかの場末のストリップ劇場的な侘び寂が心をとらえて離さない。なんと10分にわたってコレをやり続けられるのだから姐さん、もういいっすかって感じでヘロヘロである。

It Ain't No Big Thing”は一転してイントロのElegantなStringsからPatrick AdamsらしいDance OrientedなサウンドにDonna姐の筋を通したカタギなVocalがビシッとハマっておりやす。Stringギターのカッティング女性ChorusVocalの絡みまさしくPatrick Adamsのお仕事

Mr. Blindman”もまたPatrick Adams流儀の腰を動かすCoolなナンバー。ここでもGroove感を生み出すギター華麗に飛び交うStrings女性Chorus、語りも含めて隙のないサウンドに感服。繰り返しの美学ここにあり。

アルバム最後を飾るのは“I'm A Love Bug”。いかにも当時のDiscotiqueながらピアノ四つ打ちにみられるように、20年後でもHouseとしても機能してしまうところがPatrick Adams的な粋を感じさせるA仕事。

(Hit-C Fiore)