
度重なるデマ飛ばし・誤報・やらかしでお笑いネタとなっている御用新聞の産経の編集委員が東京地裁から名誉棄損で記事削除と賠償命令を命じられたことやお笑い電波芸人で経済学の博士号も持っていない自称経済学者(失笑)の池田信夫が名誉棄損罪で訴えられ東京地裁からブログの削除を命じられた件は別に平常運転なので驚かないが、公立の保育士の給与は平均900万円オーバーなどとデタラメ発言している馬鹿がいて、誰かと思ったら大阪府知事を途中で投げ出し、巨額の府の税金を無駄にした挙句に府民から稚拙な大阪都構想にNoをつきつけられトンズラこいたお笑い電波芸人だったので思わず珈琲を吹いてしまった。コイツもまた、デマでも大衆に強く印象付けたもの勝ちというポピュリズムの王道を常に歩んでいるのだ。それにしてもポピュリズムを全く理解できていない東浩紀がポピュリズムの権化のようなエコ戦車おばさんの支持を表明したのは有識者会議ポスト狙いだとしても爆笑ものだろう。それを喜々としてRTしてるナンチャッテ音楽ライター氏も音楽に政治を持ち込むな(爆笑)と言ってるわりに朝から晩まで政治的なつぶやきをせざるを得ないようである。棄権すると言ってカルト宗教とバカウヨの組織票がガッツリ固まったエコ戦車おばさんへの援護射撃は止まることはないのだろうなあ(苦笑)勝ち馬に乗ろうとするポピュリストほど恥ずかしいものはないのだが(爆笑)
これも、思わずジャケ買いしてしまった音盤。本盤はレア盤といわれていたTV Seriesのサントラ盤。勿論、再発盤であるのだが、音楽を担当したのがBruno Nicolai、そしてScatの女王Edda Dell'Orsoが参加している(数曲だけ)ということもあって躊躇なく手に入れることにしたであった。Roma生まれの作曲家Bruno NicolaiといえばMaestro Ennio Morriconeの片腕としてイメージが強い。Spaghetti Western、いわゆるMacaroni Westernといわれる『Per Qualche Dollaro in Piu'(夕陽のガンマン)』での名Conductorぶりなど、Santa Cecilia Conservatoryで共に学んだMorriconeとの黄金コンビは確かに素晴らしい。個人的にはNichlaiの印象的なOrganが聴け、Directorも務めた『Metti, Una Sera A Cena』でのMorriconeとのタッグが最高だ。それ故にComposerとしてのNicolaiは、その作品の内容と比較して高い評価を受けてきたとは思えない。Morriconeと一緒にGoffredo Petrassiに作曲を学んだNicolaiは、単独の作曲家としては所謂B級映画の作曲を数多く手がけたことや、派手な表舞台を極端に嫌っていたことも評価の低さに関係しているのかもしれない。とはいえ、数多くのScoreを提供したSpainのJesús Franco監督の映画音楽など、NicolaiのそういったMondoな魅力が溢れたものも多い。『Agente Speciale LK Operazione Re Mida』なんて大好きだ。本盤もそういったNicolaiのB級感が好きな人にはお薦めである。
『Geminus』は69年にイタリアで放映されたRAI(Radiotelevisione Italiana)制作の同名TV Seriesのサントラ盤。音楽を担当したのはBruno Nicolai。
Fuzz GitarにPercussion、そして何ともClassicalな鍵盤で始まる“Giano”。
ウットリしてしまう女性Scattに心奪われる“Tema Barocco (Con Voce)”。
続いてもギターと鍵盤がClassicalかつ抒情的な旋律を紡ぎ出す“Teorema”。
CoolなVibraphoneが幻想的に響く“Larve”、“Il Sognatore”。
“Eclisse Di Luna”もMysteriousな響きの短いナンバー。
昭和歌謡的なイントロが面白い“Il Cielo Cade”。下世話なSaxと女性Chorusがイイ感じ。
感傷的なメロディーがたまらない“Visioni”。
緊張感高まる“Catacombe”。
時計の鐘の音にチョイ重なる女性Scatが面白い“Notti Romane”。
これまた昭和歌謡風というか昭和の刑事ドラマのエンディング・テーマ風の“Teoreme (Con Voce)”。女性Scatがイイ味出している。
Church Organが素晴らしい“Tema Barocco”。
歌モノの“Sogno”はイタリア語で歌う哀愁の女性Vocalが光る。口笛がイイ感じ。
一転してCoquettishな女性とWhisperな女性2人による“Le Voci”。
Echoのきいた効果音とPecussionが心地良く響く“Fuochi Fatui”。
最後を飾るのは柔らかな旋律が耳に残る交響曲風の“Avventure Notturne”。
(Hit-C Fiore)