こういった現実から目をそらし科学的根拠を無視して原発容認発言をしている原発脳(笑)の人たちは、なぜか
例えば「セシウムは燃やせば分解して無害になる」とか「メルトダウンなんか起きない」などと、トンデモ発言をして失笑を買うどころか怒りを買っている原発御用電波ブロガーはポスト団塊世代の子無しである。コイツは自分こそが一番大事で被災地への思いやりも欠如し発言に一貫性がない。
従って、一方で「福島第一原発の周囲は放射能汚染されているので、今後1万年ぐらい人は住めなくなる」などとデマを飛ばしている。
彼らに共通するのは、反原発デモなどに過剰に反応し、いい年こいて幼稚園児の喧嘩のような叩き方をする幼児退行がみられるところである。また原発を批判すると即座に左翼、学生運動と短絡的に結びつける単細胞サンなところも共通している。デモに参加しているのは原発事故によって家や仕事を失い、悲痛な叫びを上げている被災地の方々もいるのである。デモには、まだ幼い子を抱えた被災地の若い女性たちも切実な思いを抱え参加しているのだ。
未来ある若い世代に、放射性廃棄物をおしつけ、自分が生きている間さえ何とかなればいい、人の命よりコスト優先、被災地の現状に目を瞑り、自分が一番大事という考え方は本当に恥ずかしい。
そういったコスト最優先の姿勢が福島原発事故を起こし、長期化させ、今回の高濃度放射線汚染水問題に結びついているのだ。
↓
■<汚染水漏れ>「タンク、金かけず作った」協力会社会長証言
(毎日新聞 8月25日(日)7時40分配信)
コストの問題にしても高いといわれる天然ガスは理不尽にアメリカの5~6倍の価格という世界一高い価格で買わされているからだ。これも当時、原発優遇のために経産省(当時は通産省)がやらかした大チョンボの交渉ミスであり、これを早急に是正すれば良いのである。また株価を上げるために必死に円安誘導して貿易赤字を増やしているアホノミクスのせいでもあるが、それも破綻してきているし米国が金融緩和を縮小しても円安もそうは続かないだろう。
原発を稼動する限り、放射性廃棄物が発生し、日々増え続ける使用済み核燃料や除染水の始末は、未だに先行きが見えないまま、若い世代へとおしつけられていくのだ。
最終的に廃棄物の処理費用や原発へのテロ対策費用、除染費用や賠償費用など原発は究極の高コストとなり、それらの負担も若い世代におしつけられていく。
インフラ企業としての責任感もなく、自分たちの福利厚生費まで上乗せした世界でも類を見ない高額の電気料金をボッタクってきた電力会社は、安全対策をケチりまくって自分たちの腹だけを肥やし続けてきた。
目の前の汚染水問題すら満足に収束できずに無責任に高濃度放射線汚染水を毎日垂れ流し、
それでも高額の役員報酬と社員のボーナスを出して国民の税金にたかろうとする連中だ。
電力会社のコスト最優先、安全対策も軽視した利益追求体質が原発事故を引き起こしたのだ。
電事連に2011年に18億支払う余裕があるなら、電事連で溜め込んだ資金をケチってないで汚染水対策に使うべきだ。
一般企業より遥かに高い巨額の退職金を手にし、国民年金とは別に毎月40万もの企業年金を貰い続けて優雅な老後生活を送ってきた電力会社のOBさん達は
日々、放射能汚染水が垂れ流され続けていく福島の海を前に漁もできずを見つめるだけの漁師さんや家や職を失った人々、大好きな福島の海を汚されていく子供達の心境をどう思っているのだろうか?
(Hit-C Fiore)