今回は冷静に聴く事ができたGismonti。
言葉で表現する事すら愚かな行為に思えてしまう Performanceであった。HorizontalにVerticalに果てしなく広がっていく旋律と音の連なり、躍動するリズム。自分の理解できる音楽的スケールを遥かに越えてしまっている。Gismontiの音楽についていくのは大変だし相当難しい、だけど面白い。知れば知るほど、聴くたびに新しい驚きがある。若きGismontiがParisでNadia Boulangerに学んだOrchestrationやJean Barraquéに学んだというTwelve Tone Musicが昇華された音楽と、Brazilの天才音楽家Villa-Lobos(Gismontiも敬愛している)が交錯していく瞬間に、鳥肌が立った。
さて、今日もどんな発見があるかな。
(Hit-C Fiore)