今朝もまた、猫の啼き声ならぬ叫び声で起こされた。毎度の事ながら、うんざり。
さかりが一段落した、とホッとしたのも束の間、今度はどうやら縄張り争いの様だ。もしくは、まだ繁殖活動中なのか?我が家の周りの猫どもは、2月終わり頃~現在まで、約2ヶ月以上もわめき続けている。啼くなんて可愛いものではなく、わめき、騒いでいるのだ。
さかりの時季は、悩ましい声の雄叫びを聞かせられ、地獄だった。彼らはよりによって、人様が一番静かに過ごしたい、夜~明け方にかけて騒ぐ。
なぜ、わざわざその時間に?その時間帯は朝・昼に比べて外に居る人間が少ないから、猫どもは人様が寝静まってるのを解ってるはず、だが。
猫どもは単に好きな時に好きな事をやっているだけなのだろう。あくせく働き疲れ切り一分一秒でも眠りたい、てな人様の都合にはお構い無し。いい御身分だ。
「うるさい、静かにしろ!」と言ったところで、どうにもならない。言葉が通じないというのは、どんなにもどかしい事か。
猫社会に、KYという文字は無し。空気や大人ノ事情なんか関係ない猫どもが、羨ましい。
怒りたい気持ちはやまやまだが、騒いでるニャンコが可愛いと目尻が下がり、怒りがいっぺんに吹っ飛んでしまう。何だかんだで猫好きに変わりなし、だが今宵もきっと眠れぬ夜になるであろう、恨めしくもある。
byヴィヴィ