学生の頃、同じクラスのTに誘われてドラムなんてやった事ないのに「叩けるだろう」なんて言ったばかりに音楽サークルに無理やり入れられてしまった。
先輩から中古のドラム・セットを安く譲ってもらって毎日練習したっけ。
ドラムさえ叩けりゃPunkだろうとメタルだろうと何でもOK。
学外のバンドにも時間がある限りガンガン参加した。
それにしても先輩のバンドに誘われたのは良かったけれど、こんな風に叩けと先輩から頂いた音源。
Crusadersとか山下達郎さんとか。
正直、自分はぜんぜん叩けてなかったと思う(苦笑)
N先輩、せっかくのオリジナルを満足に演奏できなくて申し訳なかったっす。
それでも先輩達の夏の定期演奏会を見て、あんな風にドラムを叩けたらと思って猛練習したような。
Seawindの曲を完コピしていた先輩がえらく大人に見えたしVocalのO先輩にスッカリ見惚れてしまったのを憶えている。
そしてドラムもパワー一辺倒のシングル・ストローク・ロールの嵐とか変拍子とかだけじゃなくて先輩を見よう見真似で
洗練された技を沢山、学ばせていただきました。
Rimshotなんてどうやって叩くのか知らなかったもんね、恥ずかしながら。
そして、今でもSeawindの“The Two Of Us”を聴くと、あの19歳の夏を思い出すのである。
Hit-C Fiore