Funny Stuff/ Larry Davis | BLACK CHERRY

BLACK CHERRY

JAZZ, BRAZIL, SOUL MUSIC

だみ声の、ほどよく抑制された渋いヴォーカル腰の座ったDeep

FunkyBluesを聴かせてくれるLarry Davis

Stevie Ray Vaughanの“Texas Flood”の作者として知られている。

Larry Davisのオリジナル・ヴァージョンではFenton Robinsonがギター

を弾いている。

元々はVocalBassだった人らしいが、ギターも弾いてAlbert King

バンドにもいた事があるという。

フライングVを担いだジャケットが印象的な『Funny Stuff』は交通事故

で活動を停止していた彼の復活第1

Little MiltonAlbert KingのプロデューサーOliver Sainが気合を入れ

プロデュースした81年作。

これが塩辛くてくさーいBluesがよく出ていて気に入っている。

40過ぎたオッサンにしか出せない深い味だ。

B.Bの“Worried Dream”とか、 Albertの“Got To Be Some Changes 

Made”も堂に入っている。

しかし、このオッサンの持ち味はタイトル曲みたいなFunkyナンバー。

個人的には、この辺が80年代のBluesって感じで好きだ。


                Hit-C Fiore