アベノミクスの結果 | よもやま話

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色々と感じた事を書いてみたいと思います

アベノミクスの結果、実質収入が、減ったとか増えたとか国会で議論されているが、正直、どうでもいい話である。
統計データなんて、統計の手法や見方で結果は変わる参考値だ。
アベノミクスの最大の功績は、円安政策だと思う。
円安になった事で、国内から海外にシフトした事業で利益がもたらされたし、海外からの観光客が増えた事で国内の消費も押し上げられた。
データを統計する場合、国民全体を対象とすれば、結果は異なるかもしれないが、ある一定以上の規模の会社(国際的に製品力、競争力のある会社)の業績は確実に伸びている。
伸びた利益を社員に還元する会社かどうかは、会社の統治体制によると思うが、確実に社員も恩恵を被っている。
資本主義国家の日本で、ちゃんちゃら可笑しい議論をしている国会が馬鹿らしい。
失礼を承知の話だが、この恩恵の差は、社員の学歴に始まる努力の差だと思う。
しっかりした会社に入っていれば、恩恵を被っているし、どんな会社でもみんなが努力していれば、恩恵を被っている。
ただ、努力と無縁の労働者の収入まで上昇する社会は如何なものかと思う。
少なくとも頑張った人が報われる社会であるべきだ。逆説的に極論を言うと、頑張らない人間が報われる国は、失速が必然だと思う。