世の中の価値観が、多様化している今日において、私は、保守派である事を意識する機会が多々ある。
例えば、種の目的は、子孫を残す事(繁栄すること)であり、それを放棄すると、種の衰退が始まると考える。
価値観の多様化という正当性を持って、結婚、出産、子育てを放棄する人が増えると、種の衰退が始まる。
ここで断っておきたいが、出産を女性の仕事と割り切っているわけではない。
男性にも、出産で担うべき、役割があると理解をした上での話だ。
自分が楽しければ良いというが、その考えで、自分を正当化する人が増えれば増えるほど、衰退に近づくのみである。
衰退〜破滅までの子孫が被る被害は大きい。
少子高齢化による負担の増加、社会システムの崩壊、経済の破綻、選択の自由がきかない社会。
大人は、もう少し社会そして未来への責任を考えるべきである。
そして社会は、さまざまな価値観を認めながらも、本質を見失ってはいけない。
一人でも楽しいことが増え、一人が正当化できる時代は、種の目的、摂理を見失っている。
目的を見失った種は、迷走したのちに衰退を迎える。
もう一度、社会の価値観を見つめ直すべきではないかと思う。
もちろん、押し付けるつもりはないが、価値観の多様化を容認、正当化しすぎる社会は危険な気がしただけ。