私が言うのもなんだが、何不自由なく育った長男は、兄弟との年の差もあり、家庭では競争とは程遠い環境で育ててしまった。
そのこともあり、かなりおっとりとした性格である。悪く言えば、緊張感に欠ける。
その為、ダラダラとしてしまう癖があり、ぼぉーっとしている時間も多い。
最近まで、私達夫婦は、〇〇はしたのか?早く△△しなさい。なんで、ダラダラしているの?とかなり言ってきた。
その結果、本人は、両親が言ってくれるから、何をするべきか考えなくなった。と感じる。
本人は、受験を希望しているが、それも親の意向を感じ取った息子の反応なのだと思う。
正直、このままでは、息子は私達によって、潰される日が近いようにも思えた。
そこで、もう干渉することをやめた。
やるべき事ができてなく、学校で怒られたり、恥をかいたりしなければ、自分で管理する大切さが、自覚できないと思ったからだ。
朝起きて、学校に行くまでも「遅れるよ」なんて言わない。「忘れ物ない?」とも聞かない。もちろん忘れ物をしても持っていかない。帰ってきて、「宿題を早くしなさい」とも言わない。「お風呂」とも「寝なさい」とも言わない。
今のうちに失敗して学んでくれればいいと思う。
今までは、なんで言わないとできないのか?と子供のせいにしていたが、そうではない事に気付いた。言い過ぎたのだと。
言わないのも、ストレスを感じるが、子供の自立を促す事ができてなかった事に反省し、言えないストレスになれない日々だ(笑)