さる11月1日、今年も東京創元社さんの鮎川哲也賞の授賞式に参加してきました。
鮎川哲也賞を受賞されたのは、市川哲也さん。
鮎川先生と一字違いですが……本名だそうです。
受賞作品も拝読しましたが、これは東京創元社でなければ受賞は難しかったろうなあ、と思わせる作品でした。
本格ミステリの世界を楽しませていただいたので、ぜひ次はもっと本格ミステリのトリックに重きをおいた作品が読んでみたいですね。
さて、授賞式ですが。
今年は大ファンの有栖川有栖先生がご欠席ということで、せっかく「江神次郎の洞察」を抱えていったのですが……サインはいただけませんでした。残念。
でも戸川安宣さんには今年もしっかりサインをいただきました。
頂いたのは「皇帝のかぎ煙草入れ」の書評が載っている講談社ノベルス……。
東京創元社のパーティだっつーのに。
その他にも辻真先先生、田中芳樹先生など神様みたいな人たちとお話をさせて頂き、今年もまた楽しい時間を過ごさせていただきました。
本当にねえ……あっち見てもこっち見ても読んだことのある人ばかりで……ワクワクよりもむしろハラハラドキドキですよ、このパーティは……。
同じ空間に居るのが申し訳ないくらいで。
東京創元社さんでなければ、これだけのミステリ・SF作家はなかなか集まらないだろうなあ、というのが正直なところ。
その東京創元社さんは来年で60周年を迎えられるそうです。
60年の歴史があってこそ、これだけの作家さんたちが集まるのだよなあ。
僕にできることなど何もないけれど、
来年は60周年記念フェアなども企画されるそうですから、
何が何でもウチのチェーン全店で東京創元社のフェアやらせちゃる。
そのくらいしか、東京創元社さんに恩返しはできないからね。
(って、自分の恩返しに会社を利用すんなっつー話ですが)
また来年、60周年記念のパーティに呼んでいただくために!(笑)