不妊・子宝のやさしい漢方 古河市の漢方倉持薬局
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○体外受精の費用が安くなった
不妊冶療の軸足が、大学病院から個人開業医にシフトしたことによる光の部分として、第一に挙げられるのが、健康保険適用外の自由診療である体外受精の料金が欧米に比べて、わが国では明らかに安くなったことです。アメリカで体外受精を行なおうと思った場合、最低でも1万ドル(約115万円)の費用が必要とされ、中流階級以上の人でないと手の届かない医療と言われています。私のもとに届くヨーロッパなどに在住する日本人女性からのメール、あるいは一時帰国などを利用して相談にみえる方を通して、体外受精の実状を聞くと、日本の体外受精の料金は安いと言えます。自由診療のため高額な医療費が要求される体外受精が、いわば自由競争において料金が下がる傾向にあるのは、医療のレべルによっては、単純に喜ぶわけにはいかないと思いますが、患者サイドからみれば好ましいことかもしれません。
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