ギターで世界はドンジャラホイ -377ページ目

サザエさん閑話 (副題:アナゴくんの思い出)

先日、ペタをつけてくだすった心優しいお嬢さんにお礼のメッセージを送ったのです。


筆者は、
アナゴ君とマスオは同い年なんでしょうか?(タメ口を使ってるから)」という、訳の分らないことを書きましたが、
アナゴ君は27歳なんですよ
と、有難くも衝撃のお返事を頂いたのでした。


さて、サザエさんといえば、終わりの歌の「声の出演」のトコで、磯野家やノリスケらに混じって、
アナゴ君(27歳)も登場しますよね。

10数年前、アナゴ君(27歳)のクレジットはありませんでした。
磯野家、ノリスケ一家、伊佐坂先生、ウキエさんらに続き、
「甚六、サブロウ、大八」と出てきました。


ダイハチ』???


毎週末、サザエさんを観るたび「"大八"って誰やねん?」と悩まされるはめになった筆者は、思い切ってフジテレビに電話しました。
結果は、分りません」とのこと。
じゃあ、何で知らない人物をクレジットしてるのかと突っ込むと、「サザエさん」の制作に関しては、『長谷川町子美術館』が思いっきり管理してるので、そこに聞いてくれませんか」との由。
そこで、更に筆者は「長谷川町子美術館」に電話をかけたのです。


さて、「大八」は、
「おかる(伊佐坂先生の奥さん)の兄弟」ということでした。


筆者は、疑問がひとつ消えたことを感謝するとともに、
「でも、大八なんぞより、アナゴ君のほうが遥かに重要キャラクターじゃありませんか!?」と文句を言いました。
担当者は、「そう言われるとそうかもしれませんね...」と返されました。


数週間後、大八」はクレジットから消え、アナゴ君」は目出たくクレジット・デビューしたのでした!


「聞くは一刻の恥、聞かぬは一生の恥」ですね、みなさん。

「年齢不問」 の求人

ハローワークに代表される、求人の「年齢不問」表記についてどう思われますか?


「高齢者雇用安定法」は、お役所的には「雇用機会の均等」をめざし作られた法律なのでしょうが、
これって実態とは乖離しているのではないでしょうか?

いっぽうでは中高年の求職者が、何通も履歴書を送った挙句、面接にも辿りつけないという事実もあります。



いまや、"表面上"「年齢不問」となっているハローワーク求人は恐らく9割前後に達するでしょうが、法制定前には全体の2割弱だったそうです。

不況の現在ならなおさら、より高い付加価値=労働生産性の期待できる若い労働力へと企業側が向うのは仕方ないでしょう。

かくいう当社でも、クライアントの意向を突っぱねてまで年齢条件を超えた方たちを推薦することはできず、求人案件上では
「20代の女性が活躍!」

などと、遠まわしな表現でこうした求職者を敬遠せざるをえない現実に、我ながらイヤになります。 

レッド・ツェッペリン♪ ~ジョン・ボーナムの豪快伝説

みんなが好きなツェッペリン
ひとり挙げるならジミー・ペイジ(g)という人が多いかもしれませんが、筆者は断然ジョン・ボーナム(ds)びいきのファンです。


野球マンガで描かれるキャッチャーにはデブな人が多ですが、筆者には、ロック・ドラマーも"デブが似合う"職業という思い込みがあります。
そういう意味も含め(?)、ジョン・ボーナムロック・ドラマーの理想形だと思います。


呑ん兵衛で有名だったボンゾは、(恐らくは)酒に起因する豪快エピソードには枚挙に暇がなく、

-移動の飛行機内で失禁した、
-来日の際、ホテルの壁を破壊した、
-日本に着いたとたん、「サムライはどこだ?」とのたもうた、
-ジョン・ポール・ジョーンズ(b,key)のソロの最中、楽屋でロバート・プラント(vo)を殴って泣かした
-腹の調子の悪かったある晩、ステージでもらした()、
-ディープ・パープルのステージに乱入し、「トミー・ボーリンよりジミー・ペイジのほうが上手い」と、誰が聞いても無理のある自説を叫んだ、

など、ハタ目には愉快な、周囲はさぞ迷惑なエピソードを数多く残し、飲み過ぎが原因で、32年の生涯を駆け足で生きたのでした。


ツェッペリンのお気に入りアルバムは時々で変わりますが、最近は「Physical Graffiti」を良く聴きます。
特に"死にかけて"("In My Time Of Dying")のドッタンバッタン・ドラミングには、30余年経ったいまも胸躍ります。



派遣会社社員の憂鬱

"おのれワクワク、まわりは迷惑" (by 遠藤周作)

ブルー・オイスター・カルト♪


アメブロを見渡すと、意外にブルー・オイスター・カルトについての記事があり驚きます。

筆者の大好きなバンドなのですが、日本では「人気のない」バンドだとばかり思ってましたので...。

という訳で、本日はブルー・オイスター・カルト(以下、BOC)についてかましたいと思います。




BOCは、ニューヨークで結成されたハード・ロック・バンド。
デビューはエアロスミスやキッスより古い1972年。ドナルド・"バック・ダーマ"・ローザー(g,vo)とアルバート・ブーチャード(ds,vo)が組んだSoft White Underbelly(訳しません)が母体です。
先の2バンドやチープ・トリックがその前座から巣立ち、全盛期(日本で)のレインボーも全米ツアーでは彼らの前座でした。

-おどろおどろしくも意味不明の文学的な歌詞、
-バリエーションに富みながらもBOCブランドで統一された高い音楽性、
-家に置いとくと悪いことが起きそうなアルバム・ジャケットと、すべてが個性的。
ヘヴィ・メタルの開祖とも称されます。


そして、何より大きいのがリード・ギタリスト、ドナルド・"バック・ダーマ"・ローザー氏の存在。
BOCのライヴでは、向かって左がヴォーカル、右がベースで、バック・ダーマ氏はステージ中央に陣取って弾きまくります。
ギタリストが真ん中でいちばん目立つ!というのがイイじゃないですか?
コレは!という傑作が仕上がると、ヴォーカルのエリック・ブルームを差し置いて、自らリードをとってしまう我の強さにもしびれます。

傑作揃いのBOCのアルバムで、筆者のイチ推しはコレ。



派遣会社社員の閑話

On Your Feet, Or On Your Knees (1975)



派遣会社なんか要らないっ!

前回、ウチの代表がとうとうブログ・デビューしましたが、再び"ニセwarm_eye"にバトン・タッチ。


いきなりでなんですが、人材派遣会社って、本当に必要なのでしょうか?
派遣会社として事業活動を行いながら、筆者はこの疑問にしょっちゅうぶつかります。


非上場ながら、人材派遣業をはじめ人材総合サービスを展開する某社の運営する派遣求人サイトには、エリア単位で派遣案件の平均賃金を割り出し、この平均を下回る案件を表示させない機能がついています。
求職者にとっては「良い条件の仕事を探せる」という福音がありますよね。
いっぽうで、これで割りをくらうのは、待遇条件の良い優良案件を押さえることが叶わない中小の派遣会社でしょうか(あ、ウチもですね
派遣会社が増えすぎたことによる弊害は間違いなく存在し、そのひとつは業者間競争の影響による派遣料金の地盤沈下です。


「労働者派遣法」改正法の成立前夜ですが、法制化されれば「製造業派遣」、「登録型派遣」などは原則禁止となります。
これにより、50,000社ともいわれる派遣会社の相当数がマーケットから撤退することになれば、派遣料金の地盤沈下傾向に歯止めがかかるのでは、と思います。
入札競争によって決まる官庁関連への派遣では、特にこの地盤沈下が著しく、昨春以降の落札案件には「時間単価1,000円」というのがボロボロあります。類推されるスタッフ賃金は、恐らく東京都の定める最低賃金(791円)ギリギリのところ。


今回、第三者的な立場で書いたのはウチが変わった派遣会社だからかもしれませんが、「働くスタッフ本位の派遣会社」の当社としては、今回の法改正は喜ばしいことだと信じたいです。