熱い気持ちで医療をすゝむ。 -4ページ目

熱い気持ちで医療をすゝむ。

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みなさま、あけましておめでとうございます。

南スーダンの正月もささやかではありますが、小さい子供がおめかしをして歩いている姿を見ることができます。

 しかし、MSFの入っている病院では、患者さんは待ってはくれません。

その忙しい隙間をぬって、現地のドクターが勉強をしたいというので、MSFのPCで行うことになりました。

もともと、彼らは、去年の8月ごろから、勉強を始めたようで、Surgical trainningといって、E-learningを使用して外科の手技を学んでいます。The University of British Columbiaにアクセスをして、勉強しているようです。 

 朝から、回診を終えて、Dr. AdauとDr. Faduruと一緒に、勉強をするために、唯一WiFiが使えるMedical officeと呼ばれているところへ行き、PCを開きアクセスを開始しました。しかし、WiFi環境が悪すぎて、なかなか繋がりません。多少の時間は覚悟していたので、「残りの仕事を済ませてから、またくるね。」と伝えて、30分ぐらいたったでしょうか。もう、始まっていると思っていたら、まだアクセスできず、待っている状態でした。さすがに、私も愕然としました。 お正月から自ら勉強したいと思っているのに、WiFi環境が悪すぎて勉強できない。アクセスできずに、仕方ないと飽きらめ、両手をあげた後に、私の顔をみて、ログアウトのボタンを押す様子をみて、なんと悔しく切なく感じたことでしょうか。 その後、三人で5Gの通信の話しをし、無力な自分で申し訳なく、彼らの環境が少しでもよくなるように、MSF international 本部に上申することを約束しました。