熱い気持ちで医療をすゝむ。

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南スーダン(Aweil)に来てから、二週間になろうとしている。

MSFの今回のプロジェクトは、「子供達をすくえ」というものであり、対象は、15歳以下の子供達の治療である。

ここでの患者は、熱傷(軽症から重度まで)、外傷、先天性疾患、低栄養、髄膜炎、マラリア、破傷風発作など多岐にわたる。

今回は、総合外科医として、ここに来ているわけであるが、外科治療ばかりでなく、やらなければならないことが山ほどある。

「外科医であるから」と治療を拒んではいられない。

その中で、すごく気になるのは、手や足から膿がでている子供たちである。なぜ、これほど悪くなるまでほっておくのか。疑問に思わざるを得ないほどの重症なのである。 

膿が出ている手や足からは、ものすごい悪臭が漂い、皮膚も黒ずんでいて硬い、壊死を起こし手足は、腫脹している。少しでも触るとものすごい痛みを感じるようだ。

この子供の足は、感染がかなり進行しており、壊死部を除去していくと骨が露出して、筋肉、腱組織、血管神経全てが血が通っていない。そして、止むを得ず、足首から切断になってしまった。

この国の人たちは、まだ自分の体の健康を考える余裕すらないのである。路上には、ゴミや危険なものが溢れ、水たまりも白く濁り、悪臭を放つ、そんな中、裸足に近い状態で遊びまわる。親も知識がなく、傷口をほおっておくとどうなっていくかなど、誰も気が回らないのではないか。それよりも日々、生きていくことだけで精一杯なのである。

なぜ、MSFがここにプロジェクトを構えるのか。よく分かった。 

 

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