知る人ぞ知る名シーン

それがこの

冒険中盤で起きる

【スーとの別れ】イベント

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とうとう来ちゃった…


スーとの…別れのイベント。

グランディアを攻略した人が、涙を流すのを堪えたくなるような、そんな感動的な名シーン。


という事なので、自分なりにグランディア中盤まで来て、なんでスーの別れイベントが、セガサターン屈指の名シーンなのかを力説したいと思う。


うまく伝えられれば良いんだけども…


  元気で活発な8歳の女の子


スーはとても明るくて、元気で活発な8歳の女の子。

両親は早くに亡くなったらしくて、親戚の人が、スーの親の代わりになって生活してる事を知る。


よく一緒に、リリィ母の晩ご飯を食べに来るぐらいに、ジャスティンとは仲良しこよし。


初めてこのゲームを攻略した時は、雰囲気的に、ジャスティンと最終的に結ばれるようなイメージを勝手に描いてて。

フィーナって言う女性が現れても、お姉さんタイプのフィーナとは、ジャスティンは結ばれないって思ってた。


そもそも、最初のセリフの時に、スーがジャスティンと結婚前提のような発言を言ってた気がして、それで思い違いをしたんだと思う。


辛い思いをしてる筈なのだ…

物事の良し悪しさえ、まともに把握出来る歳ではないのに、両親は死んで不在。

普通、捻くれるようなもんだけども、そんな姿を見せず、スーと別れるまでは、微塵もそんな素振りさえ無かった。

  自分の子のように思う


倒れるまで、この気持ちになる事が無かった自分自身に対して、とにかく申し訳ない気持ちになった気がする。


あの世界の果ての壁を超えたけども、スーはまだ8歳。ガーランド軍に捕えられたり、船でジャスティン達と共に、必死で甲板清掃をする姿も見てた。


苦労して苦労して……。

必死にジャスティン達に着いてって、そのツケが蓄積して行った結果、冒険の途中で疲れて倒れてしまう。


…もう、5年前に攻略した時の事は、うる覚えだけども、この子がこんなに良い子だったなんて、倒れるまで気が付かなかったから、初見の時は、超後悔したのだ。


だから、PS版を攻略した時に、なんとしても…スーという女の子の良さを、ネットにて伝えたいって気持ちになった。


親の気持ちになった事無いから分からんけども…。


自分の子を持った親は、この時に思った吾輩のような気持ちにさせられたんじゃないか…って。そう思えるきっかけのイベントでもある。


スーが好きとかじゃなくて、この子の為にも、なんとしても、良い形でクリアしてあげたいって思ったのだ…。


もしも、発売時(1997年)にこのゲームと出逢っていたら、スーのイベントを見て、自分の未来が大幅に変わってたかもしれない。

  故郷に帰るスー


思わず…

(行くな、一緒に冒険するまで、ずっと待ってるから‼︎)って、自分も言いたくなった。

このシーンを見て、もう心がズタボロになったよ…。

泣きたくなる気持ちを必死に堪えるので精一杯なイベントのやり取りばっかでさ…。


故郷に帰る間際に、急に開き直ったような姿を見せて、あっさりと帰ろうと、ジャスティン達に背を向けるスー。


その時に、フィーナ姫がまた泣かせるような発言を言うのだ(てか本当に15歳!?)


「我慢しなくて良いのよ」


自分は基本、すぐ泣く人間が嫌いだ。

何回もSNSとかで報告したが、泣きたくなるぐらいに苦労してる人が、泣くのを我慢して、笑顔で皆んなを笑かそう、明るくしようと仕事したり、文句言わずに家の事してる姿を、小さい頃に見て来たからだった。


だから、スーが必死で…必死で、ジャスティン達に嫌われようとも…。

故郷に帰った後に、思いっきり自分の部屋のベットで泣きまくって……

ジャスティン達を不安にさせないように、空元気出して、いつもの感じで話そうとする姿を見て、思わず感動してしまったのだ…。


BGMとか映像とか良かったのもあるけども、中々こういうシチュエーションを作られるゲームって、とても少ないって…。


最後にスーは我慢出来なくて泣いてしまったけども…。

ああいう泣く姿は全然悪くない。

それまでの前提がとても良過ぎるから。

本当に良いゲームだ。


困らせたくない、自分のせいで不安にさせたくない……だから…って事のように思う。

  最後は笑顔での別れ



グランディアの名言

…バイバイっ!がんばってね!

ジャスティンならきっと夢を

エンジュールを見つけられるわ!


初めて見た、スーのこの表情。

最後の最後に、笑顔でジャスティン達に別れを告げて、故郷に帰ったスー。

自分も心の中で、ジャスティンと同じように叫んでしまったよ…。


そして、スーのこのイベントを見て、殆どの人が…絶対にクリアしてやるって気持ちになったんじゃないかな?


吾輩の大嫌いな性格の人間は、とにかく最後の最後まで、他人の足を引っ張るぐらいに、ワガママを言いまくったり、態度で示したりして、自分の為ならば、どんな手を使ってでも、周りの人を困らせる人間だ。


悔しかっただろう…切なかっただろう…。

ジャスティンに隠れて、船に密航して会いに行ったスー…。

どんな時でも必死に走ってジャスティンを追いかけ続けたスー…。


あの背中…後ろ姿は、脳裏に焼き付く。

経った数秒だけども、あの場面からは、とても多く語りたくなるぐらいの…時を感じたよ…スー。

物語も中盤

そして、スーと別れたジャスティンとフィーナ姫は、2人でアレントを目指して、再び冒険をする事になる。


これがセガサターン屈指の名作RPGと言われる、グランディアという作品の片鱗。


まだ感動の名場面は終盤に残ってるけども、もしかしたら、セガサターンで1番のRPG作品かもしれない。


度々Xなんかで思い出とか、話題になったりするのも、スーが居たからなんだと思うのだ…。


だから、こんな感じで…スー物語ポエムになった訳おーっ!あせる


実はこの後また会うんだけども、それとこれとはまた別物語なのだにやりキラキラ


こんな素晴らしいゲームを体験したくて、6年間レトロゲームばっかり攻略してる毎日。

500本近く攻略し、スーファミやファミコンやPSで感動を見た。

でもそんな感動的な物語やシチュエーションは、本当に数少ないのが本音。


とても貴重なのだ。

グランディアという作品は、世界の人たちとも共感出来る感動を与えてくれた。


世界に行った時に、この感動的名場面の事を伝えるのも、今の自分の目標になってます。


つづく…