鈴木康友知事は10日、静岡市北部のリニア中央新幹線南アルプストンネル静岡工区工事予定地を初めて視察した。JR東海が取り組む環境保全対策について「しっかり進んでいると確認できた」と述べる一方、工事を認めるかは「まだ課題はある。最終的には専門家の判断をいただく」とし、静岡県有識者会議専門部会などの意見を尊重する姿勢を示した。

( 静岡新聞 7月11日 )

 

静岡第一テレビ

 

 

静岡朝日テレビ

 

SBSテレビ

 

テレビ静岡


 

アラカンおじさんのコメント

知事が代わって、マスコミは鈴木知事の言動を称賛するような論調が目立ちます。

一回現場に行ったところで、問題の核心に辿り着くことは難しいと思うのだが・・・

 

「担当者のレクチャー・・・」とする発言は、自分から問題点を探さないと映り何か心もたない気がする。

さらに言えば、情報公開の部分でも前任者の川勝知事に比べ後退したと映る。

 

メデイアに取材が許されたのは椹島ヤードだけだった。

他の現場も県からの情報公開ではなく、代表取材でもよいのでメデイアの視線からの報道が望まれる。

 

静岡県と県外関係者との対立関係は薄まるであろうが、逆に県民には不信感が広がり、県内での対立に繋がっていく可能性をはらんでいる。

JR東海の発言(説明)に納得するのではなく、県民が不安に感じていることを質問し、県民にその答えを届けるとする姿を望んでいる。

 

県民が知りたいのは「視察で知事がJR東海にどのような質問をしてマスコミがそれをどのように伝えるのか・・・」という知事とメデイアの連携性全体である。

 

県からの一方的な広報やマスコミの一方的な解釈ではない。

JR東海を始め、国や県、メデイアを含めたリニア関係者の正当性である。