(静岡新聞よもっとから借用)

 

筆者が考える皇室典範要旨

第1条

皇位は天皇家の親王又は内親王がこれを継承する

第2条

天皇は継承者として養子を迎えることができる

第3条

皇后、太皇太后、皇太后、親王、親王妃、内親王、王、王妃及び女王を皇族とする

第4条

皇族は本人の意志で皇籍を離脱できる

第5条

内親王の配偶者は王とする

第6条

皇族は歴代天皇の5世をもって皇籍を離脱する

第7条

天皇家は代理者としてあらかじめ皇嗣を定める

第8条

天皇が崩じたときは、皇太子(または皇嗣)が、直ちに即位する

第9条

皇室典範は皇族が参加する皇室会議で議論し、国会の承認を得る

第10条

内閣は天皇の意志を尊重する

 

皇室典範改正を見ていくうえで重要な点は

第1条

皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する

 

非常に解り難い表現である。筆者の提言では

 

皇位は、天皇家の親王又は内親王が、これを継承する

別の言い方をすれば

天皇家が天皇を継承できない場合には天皇は消滅する

・・・ということなります

 

例えば、徳川家が無くなった時点で将軍は消滅した。

天皇と天皇家は切り離せるものではないとなります。

皇室は内廷(天皇家)と宮家とは明確に区別する。

 

お上の意向には従う ということが本来の天皇を敬う保守思想であったはずだが、天皇を操ろうとする(天皇を政治利用する)似非保守主義 が芽生えてしまったということであろう・・・

その勢力こそが高市総裁を担ぐ自民党であり、

日本維新の会であった。

 

さて、天皇は初代・神武天皇 から 126代・今上天皇まで男系皇族が伝承してきたとされている。

しかし、これに疑問を呈している歴史学者は数多く見受けられる。

 

ここでは齋藤武夫さんのブログをご紹介したい。

(日本が好きになる歴史全授業から抜粋)

大学の歴史学では、神武天皇は実在した人物ではなく、古事記と日本書紀の編者が創造した人物だと考えられています。

また、9代目までの天皇(綏靖・安寧・懿徳・孝昭・考安・孝霊・孝元・開化)も実在していないと考えられています。

これが歴史学の常識なので「実在したことを実証はできないが、実在していないことを実証することは不可能です。これをどう考えたらいいでしょうか?」という問いは、とくに天皇については通らないようです。

今上陛下から血筋がたどれるのはどこまでか?という議論は諸説ありますが、大学では継体天皇までというのがだいたい常識になっているようです。

それまでは大和王権は諸豪族の回り持ちだったんじゃないかと考えられているようです。

ですから「万世一系」などというのは歴史学的にはたわごとという話です。これも常識のようです。

歴史学は神武天皇と欠史八代天皇の実在を否定している – 齋藤武夫ブログ

 

 

歴代の天皇を見てみると神話の世界はともかく、兄弟間でたらい回ししたり、母親に継承したり、時の権力者が天皇を争奪したり、親子間で継承した例は少なく、世襲親王家出身の天皇は後花園天皇、後西天皇、光格天皇の3例である。

4宮家のうち桂宮家、有栖川宮家・閑院宮家は男子が誕生せず既に断絶、残る伏見宮家も男子が誕生していない。

話題の11宮家は伏見宮家の傍系であり新しい宮家である。

 

「天皇は男系男子」とする考えは明治時代に浮かび上がってきた富国強兵的思想であり、天皇を日本国の頂点にしようとする君主制の象徴であった。

戦後創設された皇室典範において、11宮家は廃止されたものの、天皇は男系男子との考えは引き継がれてきた。

側室制度は廃止され、益々男系男子で天皇を継承することは困難になってきている。

閑院宮家に生まれた光格天皇以降の天皇は直系で繋がていることから光格天皇は現皇室の祖と言われるが、明治天皇及び大正天皇は側室のもとに誕生した。

天皇と皇后の親王として誕生した天皇が直系で繋がっているのは昭和天皇以降である。

初めて、明仁天皇(上皇)の生前譲位も認められ、憲法の精神に則った新しい天皇制度が現実味を帯びている。

人間宣言をした昭和天皇を祖とし、多くの国民に敬愛される新しい天皇家を創立すべきであろう・・・

 

①天皇は天皇家においてその地位を継承する

②天皇または皇后は皇族から養子をとることができる

③皇族の養子(結婚相手)及びその子は皇族として認める

④皇族は5世をもって皇族から離脱する

⑤結婚した女性皇族の離脱は本人の意思を尊重し、皇室会議で決定する

 

今上天皇(きんじょうてんのう)

徳仁天皇は、日本の第126代天皇。御称号は浩宮、お印は梓。敬称は陛下。勲等は大勲位。 明仁上皇と美智子上皇后の第1皇子。皇后は雅子さま。皇女に愛子内親王、皇弟に秋篠宮文仁親王、皇妹に黒田清子さんがいる。小室眞子さん、佳子内親王は姪、悠仁親王は甥にあたる。 (ウイキペディア)

 

内廷皇族(ないていこうぞく)

現在、内廷にある方々は、天皇皇后両陛下及び愛子内親王殿下並びに上皇上皇后両陛下の5方です。 

宮家の皇族殿下方は、秋篠宮(4方)、常陸宮(2方)、三笠宮寬仁親王妃(1方)、三笠宮(2方)、高円宮(2方)の各宮家の11方です。 

ご結婚により、皇族の身分を離れられた内親王及び女王は、現在8方です。

 

 

 

 

今日の一曲 ♪

蛍 松原のぶえ

 

 

 

富士山は9月10日で閉山中です。

県は閉山期の登山届の提出義務化やそれに伴う罰則、山梨県側が発表している防災ヘリでの救助費用有料化について検討しています。

鈴木知事は18日開会した県議会の所信表明で閉山期間中の富士登山をめぐり提出を義務化する方針の「登山届」について登山届の未提出者が救助要請をした場合には、過料を科す考えを示しました。

過料は地方自治法に基づき5万円以下となります。 

 

静岡朝日テレビ

 

☆アラカンおじさんのコメント

今年の富士山は須走口登山道の開通時期を吉田口に合わせ早期に開通したこともあり登山者が増加した。

静岡県警によると、7月1日~9月10日までの開山期間中の遭難者数は63人で、2025年の同じ時期より25人増えた。 

このうち5人が死亡、33人がケガをしている。

登山する人が増加したことに加え、体力不足や天候が悪い日にも関わらず登山を強行する「強行登山」が多かったことなどが要因とみられる。

事故は下山中が最も多く、転倒と疲労があわせて6割を超えています。 

また、遭難者のうち半数を50代と60代が占め、全体の3割は登山経験がなかったとのこと・・・。

 

富士登山は50年前の1回だけ

写真を撮るのが趣味だったので森林限界と言われる2000m以下の山で湖などと絡めて撮ることが多かったです。

それでも、御岳山など3000m級の山にも数座登ったことがありましたが、富士山は特別な山でした。

自分が富士登山をしたのは今から50年程前の1回だけ。

最初に留意したことは登山の時期、天候が安定する7月下旬

2番目が登山行程、浅間大社にお参り後、富士宮口から登って、山頂付近の山小屋で宿泊し、翌日はお鉢巡りをして、御殿場登山道(下山道)を一気に駆け下りる・・・

こんな計画でそこにはご来光などは予定していなかった。

3番目が服装などの装備品、登山靴は勿論、厚手の靴下にニッカズボン、ウールの長シャツにベスト、厚手のセーターに雨対策としてのヤッケ、手袋、登山帽、水筒と飴やビスケット、チョコレートなどの食料品・・・

こんなものが当時登山における必需品と言われていました。

富士宮口登山道を登り始めて2時間ほどたったころ軽い高山病なのか少し頭が痛く感じました。

宿泊したのは多分9合目にある万年雪山荘、山小屋の裏手には万年雪が残っていました。

山小屋前からはご来光を見ることができましたが、雲海にできる影富士の方が強く印象に残っています。

山小屋に一泊したことで翌日の気分は爽快、ルンルン気分でお鉢巡りをしました。服装は半そでのTシャツ、下山路の御殿場口登山道を一気に駆け下りる砂走りで登山靴の底がボロボロになってしまった苦い記憶があります。

 

そんなことから当時の体験からすれば、現在の富士登山の状況は全く予想外の出来事です。

 

富士山の世界文化遺産登録に伴ってメデイアで富士山を取り上げる機会が多くなるにつれて、富士登山は容易であると錯覚し、基本的ルールを知らない登山者が増えたことで遭難者も増えてしまったということでしょう・・・

 

ルールを無視する登山者がいる限り何らかな規制は必要であると言う結論になってしまった。

その意味で言えば、鈴木知事の 登山届の未提出者が救助要請をした場合には、過料を科す考え では中途半端で不十分であると言えるであろう・・・

 

閉山期に限らず開山期であってもルールを守らない登山者には条例で対応するとする基本姿勢が必要となる。

富士登山においては登山者として技術的、体力的に対応する能力が不可欠である。

よって、救助を要請することは登山者として敗北であるという認識が共有されなければならない。

 

筆者は富士登山についてはこれまで数回投稿してきました。

 

①富士登山遭難防止条例の制定

②富士山への入山には土地所有者の承諾が必要

③富士山国有林を管轄する林野庁の見解に合わせる規制

④登山道を利用する場合を除き許可や登山計画書提出が必要

⑤救助を要請する場合は登山者に何らかな過失がある

⑥許可のない入山や準備不足には罰則相当となる

 

林野庁(国交省)は国有林への入山(入林)には様々な制約を設けており、自由に利用(入山)できるのは登山道をリクレーション(登山)の為に利用する場合である。

つまり、開山中でなければ富士山には手続きを得なければ入山できないとされている。

従って、閉山中の富士山での救助活動には夏山とは違う制約があっても当然であるといえるであろう・・・

 

ルール違反移に関する罰則、救助要請に関する罰則の2段階で、年間を通して適用される必要がある。

この前提に立てば静岡県(鈴木知事)の認識は中途半端であり不十分である。

 

 

 

富士山遭難防止に関するブログ記事

 

 

 

 

 

 

 

今日の一曲 ♪

東京の枯葉 チェウニ

 

 

浜岡原発の再稼働審査をめぐるデータ不正問題で14日、外部の弁護士による調査報告書が公表された。

 

 

 報告書では、経営陣が不正に直接関与したとは認めなかったものの、経営層による批判や叱責が現場に対する圧力となり不正につながったと認定した。

 この問題を受けて、中部電力は勝野哲会長と林欣吾社長が9月末で辞任すると発表した。

 

静岡朝日テレビ

 

辞任発表から一夜、中部電力の社長が県内で謝罪行脚です。15日朝、御前崎市役所を訪れた、中部電力の林欣吾社長。 

 

基準地震動策定にかかる不適切事案に続き、度重なる不適切事案の発生により、御前崎市の皆さまには多大なるご心配とご迷惑をおかけしております。心よりお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。

 

林社長は御前崎市の下村市長に対して、自身と勝野会長の辞任や、浜岡原発3・4号機の再稼働申請を取り下げることなどを報告しました。

 

 

☆アラカンおじさんのコメント

公表された報告書のポイント

①自分たちは正しいと言う「独自の正当化理論」の存在

②経営層からのスケジュールの遅れを批判叱責する発言

③疑問視する2度の内部通報が是正されなかった

④高度な専門性を有する業務で統制機能不全に陥った

⑤専門部署の定期的な検証が必要

林社長は会見で「不適切な事案が相次いで発生し、経営責任を明らかにする」と辞任理由を説明した。

 

14日、中電は3、4号機の再稼働審査の申請を取り下げると発表したが林社長は記者会見で「再申請をけして諦めることはない」と述べた。

15日、鈴木知事や首長らにも同様な考えを説明した。

15日、赤沢経産大臣は再稼働について「再発防止策を示してもらい、解体的再構築を実行し、これなら安全性が確保できるという確証が得られれることが前提だ」と強調した。

 

2019年8月の筆者記事

 

リニア建設に邁進するJR東海と比べて、地元に配慮する優良企業と言われていた中部電力がなぜこのようになってしまったのか・・・?

両社は名古屋を拠点にする中部地方の代表的企業であり、JR東海のリニア中央新幹線開業、中部電力の浜岡原発再稼働はメデイアを初め、政治家や経済界から期待されていた。

リニア中央新幹線工事は多くの問題点が指摘され顕在化することによってJR東海は変化せざるを得なくなってきた。

一方、浜岡原発の再稼働についてはその問題点が注目されることもなく潜在化したことで、変化する機会を失い最悪の結果を招いてしまった。

浜岡原発の再稼働は絶望的とも言えるであろう・・・

両社にとって、リニア早期開業、原発早期再稼働へのプレッシャーは同様に感じていたものと想像がつく。

中部電力はプレッシャーに負けてしまった

 

 

 

 

今日の一曲 ♪

わかれうた 中島みゆき