第3回リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議 

令和6年6月12日(水)

 11:00~12:00 

島田市役所 3階 大会議室 

(WEB 併用開催)

 

議事次第 

1. 開会 

2. 議事 

(1) JR東海と静岡県の協議状況について 

(2) 山梨県側からの高速長尺先進ボーリングについて 

(3) 静岡市からの情報提供

 (リニア中央新幹線環境影響評価についての現状認識等) 

(4) その他 

3.閉会

 

リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議 構成員名簿

 (順不同、敬称略) 

【座長】

 矢野 弘典 

(公財)産業雇用安定センター 会長 (一社)ふじのくにづくり支援センター 理事長 元NEXCO中日本 代表取締役会長 

-(専門分野)人材育成、地域づくり 

【委員】

 小室 俊二

 NEXCO 中日本 代表取締役社長 

-(専門分野)土木工学、山岳トンネル事業実務 

大東 憲二

 大東地盤環境研究所 所長 

-(専門分野)環境地盤工学 

東城 幸治

 信州大学 副学長・教授 

-(専門分野)進化生物学 

德永 朋祥

 東京大学 教授 

-(専門分野)地下水学、地圏環境学 

増澤 武弘

 静岡大学 客員教授 静岡県専門部会(生物多様性部会)委員 -(専門分野)植物生態学、環境生態学 

森 誠一

 岐阜協立大学 教授 

-(専門分野)環境保全学、動物生態学 

【オブザーバー】

 静岡県、静岡市、大井川流域市町、 関係省庁

(文部科学省、農林水産省、経済産業省、環境省) 

【説明責任者】

 JR 東海 

【事務局】

 国土交通省鉄道局

 

視察箇所

6月12日(水)

JR東海モニタリング箇所(横井地下水位観測井)・ 牧之原揚水機場 ・中部電力株式会社川口発電所

6月13日(木)

剃石発生土置き場 ・藤島発生土置き場・田代ダム ・西俣非常口ヤード ・悪沢 ・スリバチ沢

6月14日(金)

椹島 宿舎・導水路トンネルヤード・千石地区各ヤード(宿舎・輸送用トンネル・非常口)・ツバクロ発生土置き場(囲み取材 )・西山平 圃場

 

☆Web配信

ライブ配信はされず、非公開となっていました

 

代わりに大井川水守さんの配信

冒頭の数分は録画できていません。途中からとなりますが、鉄道局の録画が直ぐに公開になっていないので上げておきます。

 

14日になって、やっと見ることができました。

 

 

☆県内のマスコミ報道

静岡第一テレビ

 

SBSテレビ

 

静岡朝日テレビ

 

テレビ静岡

 

静岡新聞

 

アラカンおじさんの議事メモ&コメント

恣意的な理由はなかったであろうが、予定されていたライブ配信が視聴できなかったのは憶測をよび残念であった。

 

矢野座長(挨拶)

想定内の範囲を増やせば増やすほど想定外の出来事が起こっても迅速に対応できる

難波静岡市長

・静岡市と静岡県が直接の関係者になっている

・薬液注入しても十分な効果が出ない場合がある

大東委員

・JRの計画では影響が出た場合事後に確認することになる

・リアルタイムで計測して飛ばしていく方法は幾らでもある

・自記の結果をすぐ担当者に届けると変化がすぐわかる

増沢委員

・高速長尺先進ボーリングで県境339m、0.45ℓ/秒は?

・山梨県側にある水場(伝付峠)のモニタリング必要

森委員

・連続測定でこれまでの兆候、データ、増減が予測できる

・沈砂池の管理が大事、環境施設設置でOKではない

・土砂流出の懸念がある、水生生物への影響が大きい

・土砂動態に関して検討していたか?

小室委員

・高速長尺先進ボーリングでは地質の調査が重要

東城委員

・瑞浪の事故は例外、丁寧なモリタリングは他地区に有効

徳永委員

・高速長尺先進ボーリングは水量・地質を併せた評価重要

・結果によっては大きく見直すことも重要

矢野座長

・他県の出来事を静岡でも身近な問題とし十分配慮する

森副知事

・情報公開の多重化が必要

島田副市長

・工事前、工事中のモニタリングが重要

 

大井川流域住民の不安解消のためにモリタリング会議は十分機能していると感じた。

マスコミというフィルターを通してでなく、直接会議の様子を視聴することが大切である。

川勝前知事の発言に沿た形でリニア静岡工区の諸問題解決に向かって一歩一歩、ことは進んでいる。