水資源や生態系への影響を議論するために静岡県が設置している専門部会について、島田市の染谷絹代市長は4月30日の定例記者会見で「一度、解散・廃止を」と主張しました。
正々堂々と大井川利水協議会開催を要請し、水資源の確保、水質保全は守られるので専門部会の役割は終わったと提案したらどうでしょう。
勿論、島田市長(島田市)が全責任を負うという前提で…
みんな何とかして大井川の水と環境保全をしつつ、リニア開業という相反する合意点を求めて前向きに取り込もうとしている最中、大井川地元の市長さんが何てことを言ってくれるくれるんだあ・・・
リニア問題の判断は次の県知事が判断してくれる。
でしゃばるにもほどがある。
島田市民は納得しているのか?
自民党から裏金を貰ったのか?
JR東海から企業献金を貰ったのか?
そんな穿った考えも否定できなくなる。
島田市長ご乱心と言わざるを得ない。
こんな問題発言を止めるのは良識のある島田市民だ。
さて、島田市長はなぜこのような発言をするのか?
染谷市長は国交省の国土審議会委員(中央建設業及び土地政策分科会)を務めている。
従って、国交省の政策に忖度する姿勢が根本にある。
静岡市の大井川利水協議会参加を拒んだのも彼女である。
島田市はリニア南アルプストンネルが所在する静岡市ではなく、影響が出ても何ら責任を負う立場にはない。
勿論、南アルプスエコパークにも関わっていない。
要するに、大井川の水を使う一利用者(水利権所有)ではあるが代表する立場にはない。
奇しくも、大村氏は総務官僚である。
県知事選に当たり、大村慎一候補はいち早く染谷島田市長を訪れている。
そして、流域の意見を尊重すると発言している。
そのまま方程式として受け取ればその解は
大村候補のリニア推進策は「専門部会の廃止」となる。
島田市長が代弁したのか、島田市長の発言に合わせるのか?
いずれにしても大村候補にとっても迷惑な話だろう。