2月29日、リニア中央新幹線静岡工区の問題解決のための国交省有識者によるモニタリング会議が開催された。
SBSテレビ
「何が正しいかの観点で協議を」溝埋まらぬリニア問題打開へ 国のモニタリング会議初会合 静岡工区の環境対策をチェック (youtube.com)
静岡朝日テレビ
【リニア】矢野座長「ギャップを埋める論議を精力的に進めたい」 国のモニタリング会議が初会合 (静岡朝日テレビ) - Yahoo!ニュース
静岡第一テレビ
【リニア新幹線】 “国のモニタリング会議” の初会合…JR東海の対策を専門家らが確認(Daiichi-TV(静岡第一テレビ)) - Yahoo!ニュース
テレビ静岡
【リニア】「誰が正しいかではなく何が正しいかの観点で協議を」 モニタリング会議が発足 座長が方針表明 (youtube.com)
静岡新聞
☆アラカンおじさんのコメント
「2つの有識者会議の報告への評価が、事業主体のJRと許認可権を持つ静岡県では、かなりの隔たりがあります。それを埋めない限りは事業は一歩も進みません。誰が正しいかではなく、何が正しいかの観点で協議を進めてほしい」
矢野座長の最初の挨拶が全て網羅している。
重視すべき点と提案された3項目ができるのか?
・臨機応変な対応
・県とJRとの十分な話し合い
・行政区分にとらわれない
従って、メデイア各社がこのことを理解して報道することができるかどうかが焦点となる。
東海北陸道の飛騨トンネルなどトンネル工事に関わった3人の委員たちのアドバイスは大きい。
これでは、川勝知事も文句は言えないだろう・・・
「トンネル湧水は静岡のものか山梨のものか?」と報道したマスコミのナンセンスに間接的に苦言を呈している。
着工が一歩でも早くできるよう、会議を否定するような記事を書くのは慎んでもらいたい。
さて、今回の会議で筆者が注目したのはトンネル予定地上部の西俣川に400mの深さでモニター用の井戸が設置されていることだった。
JR東海にはその水位を公表してもらいたいものだ。
そのことに注目したマスコミの記事が見当たらないのも残念である。
矢野座長挨拶の全文を報道するマスコミの登場を期待したが出現しなかったのも残念である。