2月14日、川勝知事の定例記者会見が開催され、幹事社からリニア関連の質問が出た。

 

 

☆会見での質問事項

幹事社(静岡新聞)

・森副知事の会見、鉄道局長は積み残しはないと言った。

 国と県の見解が違うのか?

 

静岡第一テレビ

・国交大臣が発言したモニタリング会議の人選は?

 

中日新聞

・モニタリング会議有識者会議の座長が引き継ぐ考えは?

・県と座長の認識の差はどこから出てくるのか?

・モニタアリング会議は事業全体ではないと認識している

 

☆マスコミの報道

SBSテレビ

リニア問題めぐり「正確ではない」川勝知事が国交省の認識に反論 鉄道局長の静岡県庁の訪問を受けて(静岡放送(SBS)) - Yahoo!ニュース

 

静岡第一テレビ

【リニア】JR環境対策めぐり国の新モニタリング組織立ち上げ方針に…知事「公正な人選求める」(静岡県) (youtube.com)

 

静岡朝日テレビ

【リニア新幹線工事】47項目の未解決事項についてJR東海との対話を続ける方針示す 静岡県・川勝知事 (youtube.com)

 

テレビ静岡(2月17日追記)

国交省提案の“リニア第三者委員会” 川勝知事が人選に注文 「有識者会議の座長とは違うレベルの人を」(テレビ静岡NEWS) - Yahoo!ニュース

 

静岡新聞

 

アラカンおじさんのコメント

幹事社から前もって事前通告があったことから、いつものような混乱ぶりは見受けられなかった。

マスコミにとっては面白くなかった会見だと想像がつく。

記者が質問して、それに知事が答えると認識が違うと批判的な記事を書くマスコミだが、従来であれば「知事が国のモニタリング会議の議員に註文」という見出しがついたであろうことは予想していたのだが・・・

JR東海が否定しているのに知事は部分開業に言及」などと報じられた。

これも、記者の質問に答えたものだったが、マスコミは批判的な論調で報道した。

相変わらず続いているテレビが取り上げる川勝知事と島田市長の認識の違いがある。

当然、染谷島田市長には南アルプスエコパークの環境保全について何ら直接責任はない。

立場の違う両者を同列に見るマスコミの姿は滑稽である。

せめて、南アルプスの環境保全について比較するのであれば静岡市長や川根本町町長の認識を持ち出してもらいたい。

メデイアがリニア問題を混乱させて合意を遠ざけているという一例である。

そして、今回もやっぱり同じことが起きた。

会見で、記者からモニタリング会議の人選について質問が出た。

そして、やはり某テレビは「川勝知事は国の会議の人選に口出しした」と知事批判の報道をした。

 

聞かれて → 答弁したら → 批判される

 

マスコミにはどうすれば地元の理解と協力が得られるのか?

とする国交大臣の意見が消え失せてしまった。

 

報道して混乱させ、混乱していると報道し、注目するから儲かる とする構図は商売とはいえ止めてもらいたいと思う。