リニア中央新幹線南アルプストンネルの自然環境への影響を協議する国交省有識者会議が11日開催された。

 

第21回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議(第8回環境保全有識者会議)(2023/4/11) - YouTube

 

 

 

静岡新聞4月12日朝刊

 

 

アラカンおじさんのコメント

国交省有識者会議はYouTubeで公開されているものの、内容が専門過ぎて一寸解りにくい。

従って、マスコミの報道の仕方によって受け取るその印象(内容)は違ってくる。

故に、読者&視聴者はマスコミが伝えきれていない裏側についても理解しておく必要がある。

 

基本的には国交省有識者会議の内容は「どうすれば地元が納得するのか?」についてのJR東海への指導助言である。

一方の静岡県の専門家会議の内容は「JR東海の主張に納得して工事を進めて問題がないのか?」について判断基準を広く県民に説明するのが目的である。

 

従って、各々の目的を理解して科学的、工学的に判断するのが合理的である。

そんなことから、国交省有識者会議では利水者(静岡県民)の理解できない内容で纏めたところでその価値は至って限定的である。

 

静岡市はリニア推進派だとの認識がマスコミ報道によって広まっている。

しかし、当事者である地元静岡市では環境問題を検討する会議で燕沢への掘削土の処分量が多すぎると指摘している。

このことを伝えたメデイアはNHKを除いて皆無であった。

勿論、田辺市長記者会見で質問したマスコミも無い。